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新型N BOXと新型スペーシアの居住性、快適性、性能、燃費、グレード、価格などを車の専門家が試乗を基に徹底比較し、乗るならどっちがベストかを解説する��記事であることがわかるタイトル画像

【新型対決】N BOXとスペーシアを車の専門家が徹底比較!試乗で選ぶベストバイはどっち?

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2024.03.29

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軽自動車で9年連続No.1の販売台数を誇るホンダ「N BOX」は、日本を代表するベストセラーカーです。そんなN BOXに肉薄しているのが、同じ軽スーパーハイトワゴンのスズキ「スペーシア」。

2023年にフルモデルチェンジを行った両モデルのどちらが買いか、新型N BOXと新型スペーシアの両方を試乗した車の専門家・萩原 文博さんが、試乗体験を基に徹底比較したうえで、ズバリ回答します。

モータージャーナリスト:

萩原 文博

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立、現在はAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員として多くのメディアで執筆中。日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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【この記事でわかること】

✔車の専門家が比較する新型N BOXと新型スペーシアの違い

✔試乗を基にした新型N BOXと新型スペーシアの性能や快適性などの比較

✔新型N BOXと新型スペーシアはどちらが買いか、車の専門家のジャッジ

ボディサイズとエクステリアを比較

◆新型N BOX

ボディサイズとエクステリアを比較(新型N BOX)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,790mm(2WD)
1,815mm(4WD)

◆新型スペーシア

ボディサイズとエクステリアを比較(新型スペーシア)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,785mm

軽自動車は、全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下というボディサイズの制約があります。多くの軽乗用車が全長・全幅ともに規格いっぱいで作られていますが、新型N BOXと新型スペーシアは、全高も高いサイズとなっていることがわかります。

ボディサイズの比較

ボディサイズの比較(新型N BOX)
ボディサイズの比較(新型スペーシア)

N BOX、スペーシアともにスーパーハイトワゴンと呼ばれ、軽自動車最大級の室内空間を確保するために、規格いっぱいのサイズとなっています。

新型N BOXと新型スペーシアのボディサイズで大きく異なるのが、室内の広さや走行性能に影響のあるホイールベースの長さです。新型N BOXの2,520mmに対して、新型スペーシアは2,460mmと、N BOXが60mm長くなっているのが特徴。ボディの四隅にタイヤが配置されることで、室内空間の広さと走行安定性の高さの点で有利に働きます。

エクステリアの比較

エクステリアの比較(新型N BOX)
エクステリアの比較(新型N BOX)

新型N BOXは、「HAPPY Rhythm BOX」をキーワードに、日本の暮らしや街に、これまで以上に調和するエクステリアデザインを採用。シンプルに磨き上げた造形美を基本に、生活感のある表情や安定感のある下まわり表現によって、街に溶け込みながらも、心豊かな暮らしを想像させるスタイリングを実現しています。

フロントマスクは人間の瞳を参考にしたヘッドライトをはじめ、インターホンやスピーカーといった身近な家電製品に取り入れられている丸穴デザインをグリルに採用するなど、親しみやすさを強調しています。無駄なラインを極限まで省いたシンプルながら機能性に富んだデザインの新型N BOXは、セレクトショップなどでちょっとオシャレなアイテムを好むような方におすすめかもしれません。

エクステリアの比較(新型スペーシア)
エクステリアの比較(新型スペーシア)

一方、新型スペーシアの外観デザインは大容量のコンテナをモチーフとしていて、頑丈でたくさんの荷物を詰め込めることを強調しています。そのコンテナをイメージさせるのが、ボディサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りした造形です。これにより、頑丈で使い込みたくなるようなデザインに仕上げています。

新型スペーシアのヘッドライトは、誰にでも好まれる優しい印象のヘッドランプを採用し、ワクワク感を演出するスタイルとなっています。新型スペーシアは街乗りだけでなく、アウトドアライフの相棒としても使うユーザーにおすすめといえるでしょう。

萩原文博氏の一言

ミニマニズムを具現化した新型N BOXのデザインには定番商品の安心感がある

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前席の居住性を比較

背の高いN BOXやスペーシアはドライバーのヒップポジションが高く、開放的な視界が特徴です。とはいえドライバーが確認しにくい死角がないか、ドライバーが目線移動をせずに操作を行える装備が充実しているかなどはチェックしたいポイントです。

視界の比較

新型N BOX、新型スペーシアともに、フロントガラスが大きく広い視界が確保されています。また、運転席前のピラーを細くするなどの工夫も行われています。

視界の比較(新型N BOX)

新型N BOXはフラットなダッシュボードに加えて、インホイールメーターの採用によってノイズの少ないスッキリとした視界を確保しています。

視界の比較(新型スペーシア)

対して新型スペーシアも薄型の液晶メーターを採用。立体的な造形で広さを演出するインストルメントパネルを採用するなど、工夫が施されています。

スッキリとした視界という点では、フラットなダッシュボードを採用した新型N BOXが有利だといえます。

操作性の比較

新型N BOXは水平基調のインストルメントパネルを採用し、エアコンの操作パネルや、先代モデルではインストルメントパネル下に設置されていたプッシュエンジンスタートスイッチもメーター横に配置するなど、操作系のスイッチを高い位置にレイアウトしています。

新型スペーシアもスイッチや装備の配置を見直し、ドライバーが運転中でも目線移動が少なく、すぐに手が伸ばせる位置に操作系のスイッチがレイアウトされています。

両車ともに、ステアリングにオーディオや運転支援機能の操作スイッチを配置するなど、操作性は互角といえるでしょう。

シートの比較

シートの比較(新型N BOX)

新型N BOXのシートは、グレージュとグレーの2トーンファブリックを採用しています。ソファのような質感と柔らかな触感で、乗る人を心地良く包み込んでくれます。また、背もたれや肩口など手をつきやすい場所を汚れが目立ちにくいグレーとすることで、子育て層のユーザーも安心して使えるように配慮しています。

シートの比較(新型スペーシア)

対して新型スペーシアのシート表皮には、アウトドア家具のような心地良さと楽しさがある複数の色が混じったカラーメランジを採用。汚れに強い生地の採用などは互角ですが、新型スペーシアはフロントシートにシートヒーターが標準装備となっており、快適性という点では新型スペーシアが一歩リードです。

収納の比較

新型N BOXは、インストルメントパネルに、インパネトレー、ドリンクホルダー、ドライバーズロアポケットを配置。さらに、グローブボックスは先代の2倍以上となる7.6Lの大容量を実現しています。フロントドアにはドアプルポケット&ドアロアーポケット。リアスライドドアにはドリンクホルダー付きサイドポケットをレイアウトしています。

一方の新型スペーシアも、インストルメントパネルに採用したビッグオープントレーをはじめ、ボックスティッシュの入るインパネボックス、630mlのペットボトルに対応したインパネドリンクボックス、フロントドアアッパーポケット、フロントドアポケットを配置。そしてリアには、リアクォーターポケット、リアドアペットボトルホルダーを設置しています。

収納スペースの利便性はほぼ互角ですが、新型スペーシアにはフロントアームレストボックスや助手席シートアンダーボックスもあり、収納の数では新型スペーシアが上回っています。

萩原文博氏の一言

2台とも快適装備や利便性は充実しているが、一歩リードしているのは新型スペーシア

後席の居住性を比較

スーパーハイトワゴンは広い室内空間と便利なスライドドアで人気を集めてきました。絶対的な広さや基本の装備などで、新型N BOXと新型スペーシアに大きな差はありません。しかし、ユーザーがもっとも重視する後席には、両車ともさまざまな工夫を盛り込んでいます。

スライドドアの比較

新型N BOX 新型スペーシア
開口幅 600m 600mm
開口高 1,240mm 1,250mm
ステップ地上高 365mm 345mm

軽スーパーハイトワゴンが人気の理由は何よりも、便利な両側スライドドアでしょう。ここでは新型N BOXと新型スペーシアのスライドドアの開口幅や開口高、そしてステップ地上高を比較します。

新型N BOXの開口幅は600mm、開口高は1,240mm、ステップ地上高は365mmです。対して新型スペーシアの開口幅は600mm、開口幅は1,250mm、そしてステップ地上高は345mmです。

数字上ではほぼ互角ですが、新型スペーシアのほうがわずかにステップ地上高が低く、開口高も高いので、乗り降りしやすくなっています。また、新型スペーシアは左右のピラーに大型の乗降グリップを採用しています。なお、新型N BOXもスライドドアの開口部の一部をグリップとしてつかみやすい形状にするなど工夫が施されています。

シートの比較

シートの比較(後席)(新型N BOX)
シートの比較(後席)(新型N BOX)
シートの比較(後席)(新型N BOX)

リアシートは、新型N BOX、新型スペーシアともに、5:5左右分割可倒式を採用。左右それぞれでスライドとリクライニングが可能です。新型N BOXはリアシートの座面が畳めるホンダ独自のチップアップ機構を採用。座面を跳ね上げれば背の高い荷物を積める空間が出現し、ベビーカーを畳まずに積むことも可能です。

シートの比較(後席)(新型スペーシア)
シートの比較(後席)(新型スペーシア)
シートの比較(後席)(新型スペーシア)
シートの比較(後席)(新型スペーシア)

対してスペーシアは、快適性、利便性を高めるマルチユースフラップを採用。リアシートの座面にフラップを内蔵し、位置や角度を調整するだけで、オットマンモード、レッグサポートモード、荷物ストッパーモードという3つのモードから選べ、高い利便性を発揮します。特にレッグサポートモードはロングドライブに効果を発揮します。

広さの比較

新型N BOXの室内長は2,125mm、室内幅は1,350mm、室内高は1,400mm。対して新型スペーシアは、室内長が2,170mm、室内幅は1,345mm、室内高は1,415mmとなっています。

広さの比較(新型スペーシア)

どちらもリアシートを最も下げた状態では、大人が脚を組んでも余裕のニースペースを確保しており、広さは互角です。また、新型スペーシアには天井にスリムサーキュレーターが装着されており、空気を循環させるので温度調整ができます。

静寂性の比較

新型N BOXはフロアカーペットに遮音フィルムを追加し、タイヤなどから発生するロードノイズを低減。同時にリーフライニングも厚くすることで静粛性を向上させています。

一方新型スペーシアは、遮音バッフルを後席回りに採用したのをはじめ、アンダーボディ接合面に減衰接着剤を採用。さらにルーフパネルとメンバー接合に高減衰マスチックシーラーを採用するなど、静粛性を向上させています。

どちらもスーパーハイトワゴンの中では上位の静粛性を実現していますが、新型N BOXのほうが会話の明瞭度は高く感じました。

萩原文博氏の一言

利便性ならば新型スペーシア、質感は新型N BOXが優れている

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ラゲッジルームを比較

◆新型N BOX

 ラゲッジルームを比較(新型N BOX)
 ラゲッジルームを比較(新型N BOX)
荷室長 440~630mm
開口高 1,205mm
荷室高さ 470mm

◆新型スペーシア

 ラゲッジルームを比較(新型スペーシア)
 ラゲッジルームを比較(新型スペーシア)
荷室長 不明
開口高 1,150mm
荷室高さ 510mm

新型N BOXと新型スペーシアのラゲッジルームの使い勝手を比べてみると、両車ともに、リアシートのショルダー部にリクライニングのレバー、ラゲッジスペースの床面にスライドのレバーもしくは紐が設置されていて、リアハッチ側から操作ができます。

ラゲッジ容量もほぼ互角と言った印象ですが、荷室の地上高からの高さや開口高は新型N BOXのほうが大きいため、重たい物は新型N BOXのほうが載せやすいといえます。ただ、シートのスライド量は新型スペーシアのほうが大きく、床面がフルフラットになるのは新型スペーシアで、新型N BOXは緩やかな角度がついています。

また、新型スペーシアは後席格納時に先代モデルより40mmの低床化を実現しており、後席格納時の荷室高は27インチまでの自転車に対応する1,125mm。さらに、開口部下部には車輪を通すための溝があるなど、自転車の積み込みにも配慮があります。

萩原文博氏の一言

一長一短だが子供の自転車を積むならば新型スペーシア

安全性能、運転支援システムを比較

運転支援システムは、機能の数も重要ですが、性能も大切です。また、運転支援システムの核となるデバイスが1種類なのか2種類なのか、どのようなシステムを使用しているのかもチェックしておきたいポイントです。

運転支援システムを司るデバイスの比較

新型N BOXは「Honda SENSING」、新型スペーシアは「デュアルサポートII」を核とした運転支援システムを搭載しています。

検知システムは、新型N BOXが広角カメラ、新型スペーシアはミリ波レーダーとカメラの2種類を使用しています。ミリ波レーダーは物体までの距離を把握するのが得意で、カメラは物体の位置や走行車線の形状などを把握します。個人的には新型スペーシアのように複数のデバイスを使用しているほうが、さまざまなシーンで効果を発揮しやすいと考えます。

衝突被害軽減ブレーキの比較

新型N BOXには衝突軽減ブレーキ(CMBS)、新型スペーシアにはデュアルブレーキサポートIIとして、衝突被害軽減ブレーキが採用されています。

新型N BOXは、車両や歩行者、人が乗車して移動する自転車を検知し、衝突回避・被害軽減を支援します。

対して新型スペーシアは、右左折時の歩行者や自転車、右折時の自動二輪車も検知可能となっており、ぶつからないブレーキとも呼ばれる衝突被害軽減ブレーキでは、新型スペーシアの性能が上回っています。

新採用の機能の比較

新採用の機能の比較(新型N BOX)

新型N BOXでは新たに、システムの見落としによって壁などの障害物との衝突の恐れがある場合に作動する近距離衝突軽減ブレーキや、急アクセルをシステムが判断したときに作動する急アクセル抑制機能を搭載しています。

新採用の機能の比較(新型スペーシア)

対して新型スペーシアも、近距離衝突軽減ブレーキと同じような低速時ブレーキサポート(前進・後退)を装備。また、高速道路などで追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールで、カーブ速度抑制機能、車線変更時の補助機能など独自の機能を搭載しています。

萩原文博氏の一言

2つのデバイスを採用し、信頼性が向上した新型スペーシアが有利

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燃費性能を比較

新型N BOX 新型スペーシア
WLTCモード燃費 21.6km/L 25.1km/L
実燃費 15.63km/L 17.15km/L

※実燃費はe燃費より

燃費性能を比較(新型N BOX)

新型N BOXが搭載している660cc直列3気筒DOHCエンジンは、最高出力58ps、最大トルク65Nmを発生します。対して新型スペーシアは、最高出力49ps、最大トルク56Nmを発生する660cc直列3気筒DOHCエンジンを搭載しています。

燃費性能を比較(新型スペーシア)

スペック上では新型スペーシアが劣っていますが、新型スペーシアはこのエンジンに最高出力2.6ps、最大トルク40Nmを発生するモーター機能付発電機(ISG)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用しています。

小排気量エンジンの軽自動車では、発進時などエンジンパワーが弱いときのモーターの威力は絶大で、カタログの燃費性能でも、新型スペーシアが25.1km/L 、新型N BOXが21.6km/Lと差があります。また、e燃費の実燃費で見ても、新型N BOXが15.63km/Lなのに対して、新型スペーシアは17.15km/Lと上回っています。

萩原文博氏の一言

小排気量エンジンの弱点をモーターでカバーする新型スペーシアが有利

走りを比較

走りを比較(新型N BOX)
走りを比較(新型スペーシア)

前モデルから評価が高かった新型N BOXの走りの特徴は、高い走行安定性です。一方の新型スペーシアは、車両重量の軽さ+マイルドハイブリッドを活かしたスムーズさが特徴です。

エンジンを比較

新型N BOXが搭載している660cc直列3気筒DOHCエンジンは、最高出力58ps、最大トルク65Nmを発生。新型スペーシアは最高出力49ps、最大トルク56Nmを発生する660cc直列3気筒DOHCエンジンを搭載しています。

新型スペーシアはこのエンジンに最高出力2.6ps、最大トルク40Nmを発生するモーター機能付発電機(ISG)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用しています。

足回り・乗り心地の比較

足回り・乗り心地の比較(新型N BOX)

新型N BOXは先代モデルから使用しているプラットフォームに改良を加えるだけでなく、フロント&リアサスペンション締結適正化をはじめ、フロントサスペンションアライメント適正化、さらに電動パワーステアリングの舵角速度フィードバック制御を最適化することで、乗り心地や直進安定性に磨きをかけています。

足回り・乗り心地の比較(新型スペーシア)

一方の新型スペーシアは、操縦安定性を高めるために、構造用接着剤の採用をはじめ、リアバンプストッパーの特性を変更することでリアシートの突き上げを改善しています。

旧型は街乗りでの両車の差は小さかったのですが、高速走行での安定性はN BOXが大きくリードしていました。しかし、現行型となってその差は縮まっています。それでも新型N BOXのリードは変わりません。

萩原文博氏の一言

高速道路の安定感は新型N BOXがいまだにリード

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グレードを比較

グレードを比較(新型N BOX)

新型N BOXは、スタンダードな「N BOX」と、専用ボディカラーとカラードフルホイールキャップを装備した「N BOX ファッションスタイル」、そして、車イスを積載するスロープを装備した「N BOX スロープ」の3グレードを設定。

グレードを比較(新型スペーシア)

新型スペーシアは、エントリーグレードの「ハイブリッドG」と、スリムサーキュレーターやプレミアムUV&IRカットガラスなどの快適装備が充実した「ハイブリッドX」の2グレードを展開。新型スペーシアのハイブリッドGは装備がかなり簡素化されているので、実質的にはハイブリッドXの1グレードといえます。

介護にも使用できるスロープも設定しているなど、新型N BOXのバリエーション多さが目立ちます。

萩原文博氏の一言

多彩なグレード展開で介護にも使用できる新型N BOX

価格を比較

新型N BOX 新型スペーシア
販売価格 164万8,900円~ 153万100円~

フルモデルチェンジで新型N BOXの車両本体価格が上昇したといわれていますが、廉価グレードの廃止がおもな理由で、同一グレードでの価格上昇は数万円にとどまっています。

一方、旧型はN BOXよりも安めの価格設定だったスペーシアですが、新型は価格が大きくアップしています。新型N BOXと新型スペーシアの売れ筋グレードの車両本体価格を比較すると、新型N B0XのN BOXグレードは164万8,900円。対して新型スペーシアのハイブリッドXは170万5,000円です。

しかも新型スペーシアの運転支援機能は、アダプティブクルーズコントロールや車線維持機能はメーカーオプションのセーフティパッケージを装着しなければ、新型N BOXとは同レベルになりません。その結果、コスパは新型N BOXのほうが高いといえます。

萩原文博氏の一言

安全装備を同レベルにすると新型N BOXのコスパは抜群

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新型N BOXの9年連続No.1の理由は総合力にあり

 新型N BOXの9年連続No.1の理由は総合力にあり について解説する項目の見出し画像

9年連続で軽乗用車No.1の販売台数を記録しているN BOX。2024年2月の新車販売台数では、約1,500台までスペーシアに肉薄されましたが、改めて標準車のN BOXとスペーシアで比較すると、運転支援機能の充実ぶりなど、王者N BOXのコスパの高さが際立つ結果となりました。

スペーシアは新型で着実にレベルアップし、N BOXを上回るポイントも増えましたが、総合力ではN BOXのスキのなさを感じます。

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※この記事は2023年3月時点の情報で制作しています

この記事の執筆者

萩原 文博

モータージャーナリスト

萩原 文博はぎはら ふみひろ

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立、現在はAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員として多くのメディアで執筆中。日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

2024年5月
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  • カーリース会社
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カーリースを口コミで比較Review

  • スズキ スペーシア

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  • トヨタ CH-R

    30代男性

    北海道

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    サポートが良く、トヨタという安心感があります。トヨタ車のラインナップが多いのもいいですね。でも、最低でも3年の契約が必要で、月額料金も高いのは難点。月々60,000円払っています。

  • ホンダ NBOX

    20代男性

    福島県

    会社員

    カーコンカーリースホンダ「N-BOX」を利用中

    決め手はもらえること。利便性が高く使いやすいし、適切な対応がされているアフターサポートだと思います。お値段なりのサービスを提供していると思います。

  • 日産 セレナ

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    神奈川県

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    対応やアフターサービスは良いと思います。迅速丁寧で好感が持てます。ただ、もっと料金やオプションの部分が明確だといいと思いました。次は数社で比較して決めようと思います。

  • トヨタ プリウス

    30代男性

    兵庫県

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    点検をしっかりやってくれた。メンテナンスなどもお任せできて便利だが、車種を妥協しても予算を超えてしまったので、少し高いと感じる。

  • ホンダ NBOX

    30代女性

    埼玉県

    自営業

    おトクにマイカー 定額カルモくんスズキ「スペーシア」を利用中

    急ぎで車が必要だったのですが、何社か断られた中で唯一動いてくれて、間に合わせてくれました。対応もすごく丁寧で信頼できます。契約期間が途中で変えれたらもっといいなと思います。

  • トヨタ ヴォクシー

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    選べる車種が少ないのは気になりましたが、2年ごとに乗り換えられるのは魅力です。ENEOSで相談できるのも助かります。ただ、店舗に詳しいスタッフがいなくて困ったことがありました。

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  • トヨタ ヴォクシー

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    兵庫県

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