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買ってはいけないSUVを自動車ライターの高橋満さんが解説し、買うべきおすすめのSUV5選や選び方のポイント、SUVに関するよくある疑問についても紹介する記事であるこ�とがわかるタイトル画像

買ってはいけないSUVを車の専門家が解説!おすすめの買うべきSUV5選と選び方のポイントも

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2024.02.21

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2010年代以降、SUVは世界的大流行となり、自動車メーカーはさまざまなタイプのSUVを世に送り出しています。日本でもすべての自動車メーカーがSUVを発売。資本を集中させるためにミニバンの販売をやめてSUVを開発しているメーカーもあるほど。

SUV市場は百花繚乱状態であり、中には「これを選んでも自分のライフスタイルには合わない」というものもあります。買ってはいけないSUVがどのようなものか、自動車ライターの高橋 満さんに解説していただきます。

フリーエディター・ライター:

高橋 満

求人誌編集部、中古車情報誌編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。

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【この記事でわかること】

車のプロが教える、買ってはいけないSUV4選

軽自動車のSUVは買ってはいけないのか

車のプロがおすすめする買うべきSUV 5車種と、選び方のポイント

買ってはいけないSUVとは?車のプロが解説

買ってはいけないSUVとは?車のプロが解説 について解説する項目の見出し画像

SUVに限らず、現在は「性能や耐久性に難があるので、これは買わないほうがいい」という車は皆無と言ってもいいでしょう。では、どういうものが「買ってはいけないSUV」なのか。それはサイズを含めた車の性能が「自分の使い方に合わない」ケースです。よくある失敗例を見ながら、買ってはいけないSUVがどういうものかを考えていきましょう。

アウトドアレジャーをガンガン楽しみたい人がコンパクトSUVを買ってはいけない

冬にスキーやスノーボードを楽しみたい、夏にサーフィンを楽しみたいという方から、SUVは人気です。三菱「パジェロ」などが人気を集めたRVブームの1980〜1990年代は板をルーフの上に積むのが主流でしたが、現在では道具の保護や盗難防止の観点から車内に積みたいという方が圧倒的に多くなっています。

そういった方がもしコンパクトSUVを手に入れた場合、大切な道具を中積みできなかったり、仮にできたとしても、仲間を乗せるスペースが荷物で埋まってしまったりということになりかねません。たくさんの道具を持ってフィールドに出かけるキャンプも、コンパクトSUVだと荷物が積みきれない可能性が高くなります。

基本は街乗りという人が、ガチのオフロード車を買ってはいけない

スズキ「ジムニー」やトヨタ「ランドクルーザー」など、クロスカントリーと呼ばれるカテゴリーのSUVは、岩が転がるガレ場や砂地、未舗装で木などが転がっている山の中など、普通の車ではまず走れないような場所にも対応できるように開発されています。

人々が生活する街なかはそれらとは真逆の環境。そのため、屈強なクロカンモデルは市街地や高速道路などでは扱いづらかったり、都市型のSUVに比べると乗り心地が悪く感じたりします。まあ、クロカンSUVの過剰感がカッコイイと思う方を無理には引き留めませんが。

逆も真なりで、都市部を快適に走行できるように開発されたSUVは、クロカンSUVが真価を発揮するような場所では満足に走れなかったりします。一口にSUVと言っても、それぞれ適した場所があるのです。

経済性を重視したい人がハイブリッドSUVを買ってはいけない

ハイブリッドカーと言えば燃費のいい車の代名詞。経済性を重視して燃料代を抑えたいのであればハイブリッドカーは最適な選択のように思えます。しかしここには大きな落とし穴が。

ハイブリッドカーはガソリン車に比べると新車価格が数十万円高く、この差額を燃料代でカバーしようと思っても相当難しいのが現実です。

トヨタ カローラクロスを例に計算してみると、ハイブリッドZ(325万円)とガソリンモデルのZ(290万円)の価格差は35万円*。レギュラーガソリンが1L170円で年間10,000km走った場合の燃料代は、ハイブリッドZ(WLTCモード26.4km/L)の燃料代が約64,400円なのに対し、ガソリンモデルのZ(WLTCモード16.6km/L)の燃料代は約10万2,400円になります。差額は約38,000円なので、35万円の価格差を埋めるためには9年以上かかります。年間走行距離が少ない場合はもっと時間がかかります。

ハイブリッド車には燃費性能以外にも、アクセルを踏み込んだときにモーターアシストが入るので加速性に優れる、車種によってはモーターの存在感が強く電動車のようなスムーズな走りを楽しめるなどのメリットがあります。これはガソリン車では味わえないものなので、ここに注目して選ぶことをおすすめします。

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*2023年12月時点の公式サイト情報より

軽自動車のSUVは買ってはいけない?トレンドから見るSUV

軽自動車のSUVは買ってはいけない?トレンドから見るSUV について解説する項目の見出し画像

SUVがブームになると、ボディサイズやエンジンの排気量に縛りがある軽自動車でもSUVが欲しいという方が増えました。現在、軽SUVには大きく分けて3つのタイプがあります。

●孤高の軽クロカン

代表車種:スズキ「ジムニー」

軽自動車ならではの小さなボディを逆手に取り、山の中の細い林道や雪が道の両側に降り積もった豪雪地帯などで働くプロからも選ばれる軽クロカン。スズキ「ジムニー」の独壇場です。

屈強なラダーフレーム、荒れた場所でも4つのタイヤがしっかり路面を捉えられるリジットアクスル式サスペンション、状況に応じて駆動方式をドライバーが選べるパートタイム式4WD、タイヤからの応答を意図的に抑えてハンドルが取られやすい岩場などでもスムーズに運転できるようにしたボールナット式ステアリングなど、本気の機能が与えられています。

●雪道なども安心して走れるSUV専用モデル

代表車種:スズキ「ハスラー」、ダイハツ「タフト」

SUVとして開発された軽自動車。サイズ的には軽トールワゴンほどで、大径タイヤを履くことで最低地上高を高め、SUVに必要なアプローチアングルやデパーチャーアングルを確保しています。

4WDには急な下り坂で速度を低速でキープしてステアリング操作に集中できるヒルディセントコントロールや、ぬかるみにハマったときに4輪の駆動力を最適に制御して脱出をサポートするグリップコントロールなどが備わります。

●便利な軽自動車でSUVの雰囲気を味わえるスーパーハイトクロスオーバー

代表車種:ダイハツ「タントファンクロス」、三菱「デリカミニ」

全高を高くすることで室内空間を広くし、スライドドアで利便性を高めた軽スーパーハイトワゴン。ここ数年、軽スーパーハイトワゴンにSUV風のデザインを盛り込んだモデルが増えています。その中でもデリカミニは常時四輪に駆動力を配分するなど、一定の悪路走破性を考慮しています。

広い車を手に入れたから「たくさん荷物を積んでアウトドアで遊びたい。そのとき、車は自然の中に似合うものに乗りたい」という方たちから支持されています。

軽自動車のSUVも一般的な乗用車と同様に、クロカン系ではなく、専用ボディのSUVと、ベース車種をSUV風に仕立てたクロスオーバーが増加傾向です。三菱「デリカミニ」のスマッシュヒットもあり、2024年はスーパーハイトワゴンベースのクロスオーバーSUVが増えていくでしょう。

このジャンルの始祖のスズキ「スペーシアギア」の新型、ホンダ「N BOX」のクロスオーバーモデルなどの登場が予想されます。

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車のプロがおすすめする買うべきSUVベスト5

では、どのようなSUVを選べば、失敗する確率が減るのでしょうか。カッコいいからSUVに乗りたいのであれば、気に入ったデザインのものを選べば後悔することはほとんどないでしょう。でも「SUVを買って休日は家族や仲間と遊びたい!」「季節を問わずいろいろな場所にでかけたい!」と考えているなら、以下の点に注目して、自分の使い方にマッチしているかをチェックするべきです。

  • 積載性能
  • 居住性
  • 4WD性能
  • 排気量・最高出力・最大トルク

これらを加味して、筆者がおすすめするSUVを5モデル紹介します。

オフロード性能を高めたモデルに生まれ変わったミドルサイズSUV トヨタ「RAV4」

RAV4_車種画像

1994年にライトクロカンとしてデビューしたトヨタの初代「RAV4」はヒットモデルとなりましたが、その後ボディサイズが段々と大きくなり、日本では人気が低迷。グローバルの4代目は日本で発売されず、RAV4の歴史は途絶えました。

しかし2019年にグローバルでの5代目が日本でも発売されると大ヒット。流麗な都市型SUVが全盛の中で、RAV4はオフロードの匂いを感じさせるデザインで登場。既存のSUVが自分にフィットしないと感じていた方から受け入れられたのだと思います。

RAV4には2Lガソリンモデルと2.5Lハイブリッド、そしてPHEVという3種類のパワートレインが用意されます。この中で筆者のおすすめはガソリンモデル。走りが軽やかで、RAV4らしいスポーティさを味わえます

RAV4には4WDシステムが3種類用意されていて、ガソリンモデルのアドベンチャーとG ZパッケージにはダイナミックトルクベクタリングAWDという前後に加えて後輪左右のトルクもコントロールするシステムが搭載されています。

荷室は後席使用状態でも奥行きが1m以上あり、たっぷり荷物を積むことができます。後席を倒すと1,880mmの荷室長が出現。スキー板のような長さのある荷物を積むこともできます。

RAV4の基本性能

新車販売価格 293万8,000〜563万3,000円
ボディサイズ 全長4,610×全幅1,865×全高1,690mm
室内サイズ 室内長1,890×室内幅1,515×室内高1,230mm
エンジン種類・排気量(アドベンチャー・ガソリン車) 直列4気筒・1,986cc
最高出力・最大トルク(アドベンチャー・ガソリン車) 126kW(171ps)/6,600rpm
207N・m(21.1kgf-m)/4,800rpm
WLTCモード燃費(アドベンチャー・ガソリン車) 15.2km/L

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プレミアム性がアップした都市型スポーティSUV レクサス「NX」

レクサス_車種画像

トヨタのプレミアムブランドであるレクサスから発売される「NX」は、RXとともにレクサスの中核を担うSUVです。2021年10月に登場した現行型(2代目)はレクサスの新しいデザインランゲージが取り入れられていて、切り立ったスピンドルグリルやリアに貼られた新しいエンブレムなどで先進性をアピールしています。

そしてRXが落ち着いた印象なのに対し、NXは立体感のある造形でスポーティさと若々しさを表現。アクティブなライフスタイルを楽しみつつ、オシャレで都会的な生活を楽しみたい方にぴったりの1台です。

パワートレインは2.5Lガソリン、2.4Lガソリンターボ、2.5Lハイブリッド、そしてPHEVを用意。プレミアムモデルだけあって、エントリーモデルとなる2.5Lガソリン車でもインテリアや装備は高級感をたっぷり味わえる作りになっています。

室内は上で紹介したRAV4よりやや狭いものの、先代と比較すると特に後席スペースが拡大されているので、休日に家族で出かけたり、拡大した荷室に遊び道具をたっぷり積んで出かけたりしたい方も満足できるはずです。

NXの基本性能

新車販売価格 455万~753万5,000円
ボディサイズ 全長4,660×全幅1,865×全高1,660mm
室内サイズ 室内長1,805×室内幅1,520×室内高1,195mm
エンジン種類・排気量(NX250) 直列4気筒・2,487cc
最高出力・最大トルク(NX250) 148kW(201ps)/6,600rpm
241N・m(24.6kgf-m)/4,400rpm
WLTCモード燃費(NX250) 13.9km/L

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小さくても室内は広々!だからたくさんの荷物が積める ホンダ「ヴェゼル」

ヴェゼル_車種画像

ホンダ「ヴェゼル」はコンパクトSUVにカテゴライズされますが、一般的なコンパクトSUVよりやや大きめ。コンパクトとミドルの中間くらいのサイズと考えるといいでしょう。

ホンダはセンタータンクレイアウトという独自の技術を持っていて、コンパクトなモデルでも室内空間を最大限広く使えるようにしています。ヴェゼルも室内サイズはミドルクラスSUVに匹敵します。

荷室を広げるときは後席が沈み込むように格納されるダイブダウン機構を搭載。これもセンタータンクレイアウトの恩恵です。フラットで床面が低い荷室はたくさんの荷物を積むことが可能。また、後席の座面を跳ね上げて高さのある荷物を積むこともできます。積みたいものによって荷室スペースを自在にアレンジできるので、コンパクトSUVでもいろいろなレジャーを楽しむことができますよ。

パワートレインはガソリンとホンダ独自のハイブリッドであるe:HEVの2種類。もちろんFFだけでなく、4WDもラインナップされます(リアルタイム式4WD)。悪路をガンガン走るタイプのSUVではないので、普段は街乗りで使い、たまに海や山にも出かけたいという方にぴったりです。

ヴェゼルの基本性能

新車販売価格 239万9,100~341万8,800円
ボディサイズ 全長4,330×全幅1,790×全高1,590mm
室内サイズ 室内長2,010×室内幅1,445×室内高1,225mm
エンジン種類・排気量(e:HEV X) 直列4気筒ハイブリッド・1,496cc
最高出力・最大トルク(e:HEV X) 78kW(106ps)/6,000〜6,600rpm(エンジン)
96kW(131ps)/4,000〜8,000rpm(モーター)
127N・m(13.0kgf-m)/4,500〜5,000rpm(エンジン)
253N・m(25.8kgf-m)/0〜3,500rpm(モーター)
WLTCモード燃費(e:HEV X) 25.0km/L

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ワゴン感覚で乗れるスポーティなクロスオーバー スバル「レヴォーグ レイバック」

レヴォーグ レイバック_車種画像

スバルは2代目「レガシィ」から、ツーリングワゴンの全高を高くして最低地上高を高くしたクロスオーバーモデルをラインナップしています(現在の名称はレガシィアウトバック)。レガシィシリーズは北米需要に応えるためにボディサイズが大型化。これが原因で日本ではユーザーが離れてしまったため、日本に適したワゴンとして「レヴォーグ」を発売しました。「レヴォーグ レイバック」はレヴォーグの最低地上高を高めたクロスオーバーモデルです。

精悍なスタイルのレヴォーグのイメージを活かしながら、前後フェンダーモールや伸びやかなウイングが配置されたグリルなどでSUVらしい存在間を演出。ステーションワゴンがベースですから、荷室容量は十分!後席が4:2:4と3分割になっているので、4人乗車で長尺物を積むこともできます。

スバルならではの水平対向エンジン+シンメトリカルAWDシステムにより、舗装路はもちろん、雪道なども安定感のある走りを堪能できます。タイヤはオールシーズンタイヤが標準装備になります。スバルの先進安全装備である新世代アイサイトとアイサイトXも標準装備されているので、ロングドライブ時の高速道路の渋滞ではハンズオフドライブを堪能できます。

レヴォーグ レイバックの基本性能

新車販売価格 3,99万3,000円
ボディサイズ 全長4,770×全幅1,820×全高1,570mm
室内サイズ 室内長1,900×室内幅1,515×室内高1,205mm
エンジン種類・排気量(XDフィールドジャーニー) 水平対向4気筒ターボ・1,795cc
最高出力・最大トルク 130kW(177ps)/5,200〜5,600rpm
300N・m(30.6kgf-m)/1,600〜3,600rpm
WLTCモード燃費 13.6km/L

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美しい都市型SUV。でも実はオフロード性能も秀逸! マツダ「CX-5」

CX-5_車種画像

2016年12月に登場したマツダの2代目「CX-5」。デビューから7年以上経過していますが、今なお古さを感じさせない美しいデザインはさすが!

年次改良を重ねる中で、自然の中で映えるアースカラーや都市部にマッチするクールな色などを追加。機能面でも上下・前後に分割できるフロアボードを荷室に設置したり、荷室とテールゲート開口部の段差をなくしたりするなど、使いやすさを高めてきました。

マツダのSUVの魅力は大トルクで安定感のある走りを楽しめるディーゼルがラインナップされること。ディーゼルエンジンはカラカラという独特の音を気にする方もいますが、CX-5はノック音の発生を極限まで抑制する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」や、エンジンのピストンとコンロッドをつなぐピストンピンの中に振動を抑制するナチュラル・サウンド・スムーザーを取り入れるなど、騒音を抑える技術が盛り込まれています。

都会的でクールなデザインなので、街乗りやロングドライブを得意とするSUVと感じますが、2021年11月の改良で一部モデルにドライブモード切り替えにオフロードモードを追加。トラクション重視のセッティングにより、未舗装路や深雪道などの悪路走行時もグイグイ走れるようになりました。

CX-5の基本性能

新車販売価格 290万9,500〜422万5,100円
ボディサイズ 全長4,575×全幅1,845×全高1,690mm
室内サイズ 室内長1,890×室内幅1,540×室内高1,265mm
エンジン種類・排気量 直列4気筒ディーゼルターボ・2,188cc
最高出力・最大トルク(ディーゼル) 147kW(200ps)/4,000rpm
450N・m(45.9kgf-m)/2,000rpm
WLTCモード燃費(ディーゼル) 16.6km/L

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買ってはいけないSUVを見極める選び方のポイント

買ってはいけないSUVを見極める選び方のポイント について解説する項目の見出し画像

今回、おすすめモデルは使い勝手のバランスが良いミドルサイズSUVを中心に選びましたが、もちろんコンパクトSUVやラージサイズSUVにも魅力的なものはたくさんあります。一方で、SUVは選択を間違えると一気に使いづらくなり、快適なカーライフとは程遠くなってしまうもの。あなたにとって「買ってはいけないSUV」をどう見極めればいいかを考えてみました。

まずはもっとも重視する車の使い方を考える

車を選ぶ際に「大は小を兼ねる」という考え方があります。これは文字通り、大きなものを選んでおけば、小さくても大丈夫なときでも対応できるというもの。ただ、LサイズSUVはかなり巨大なので、普段使いはかなり大変……。かといってコンパクトSUVは車体の大きさの割に荷室などが小さめなので、仲間や家族と遊びに行く際に荷物が積めなくて困ってしまうでしょう。

さらにSUVには、形だけSUVテイストにしたものから屈強なクロカン車まであります。アウトドアに頻繁に遊びに行くのにSUV風のモデルを選んだらかなり困ります。反対に街乗りばかりなのに本気のクロカンモデルを選んでも疲れるだけ。

そのため、SUVを買ったらどのような使い方をするのか。その使い方の頻度はどれくらいか。荷物はどれくらい積むかなどを考えて、必要な性能の優先順位をつけることで、買ってはいけないSUVを選ぶリスクは軽減します。

2WDと4WD、どちらが自分にとって「買ってはいけないか」を考える

SUVというと、どのような場所でも走れるように4WDがあたり前と考えがち。しかし都市型のクロスオーバーSUVにはオンロードのみを走行する方が多いことから、2WD車をラインナップしているものもあります。

「大は小を兼ねる」と同じで、「もしかしたら冬に私が住む街でも雪が降るかもしれないから」などの理由で、雪国に出かけたりキャンプなどに行ったりしないのに4WDを選ぶと、実際はほとんど必要ないのに燃費の悪いものに乗ることになってしまいます。

東京など雪国以外の都市部なら、もし雪が降っても2WDにスタッドレスタイヤやタイヤチェーンで十分対応できますし、数日のことなので雪が降ったら車ではなく公共交通機関を使うという対応でもそれほど困りません。アウトドアレジャーで使うことを考えていないなら、自分に向いているのは2WDか4WDかをよく考えてから購入しましょう。

SUVはデザインも大切

SUVが欲しいと思っている人の中には「カッコいいから」という理由の方も多いでしょう。これはとても大事なこと。気に入ったものなら買ってからも飽きずに楽しく乗り続けることができますからね。しかもSUVは、どのボディタイプよりサイズによる見た目の印象が大きく異なります。

走行性能や積載性、そして車内の快適装備ばかりにこだわって内外装のデザインを無視してしまうと、購入後に「やっぱりあっちにしておけばよかった……」となってしまうかもしれません。それはどれだけ便利に使えるSUVでも「買ってはいけない」ものだったとなってしまいます。

これを知らなきゃSUVを買ってはいけない⁉よくある疑問に専門家が回答!

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最後にSUVを買う際によくある疑問とその答えをまとめてみました。SUVを選ぶ際の参考にしてみてください。

Q1:2WDと4WDはどちらを買うべき?

A:これは車の使い方によって答えが変わってきます。雪道や未舗装路を走る機会が多いなら4WDを選んだほうが安心ですし、反対にほとんど街なかでしか乗らないのであれば、2WDでも不満を感じることはないでしょう。

ただ、最近の4WDは悪路だけでなく舗装路でもコーナリング時の挙動を安定させることができたりします。そして都市部でも急にゲリラ豪雨に見舞われることもあります。これらに対応したいのであれば4WDがおすすめです。

Q2:SUV、クロカン、クロスオーバーの違いは?

A:クロカンはクロスカントリーの略で、もともとは砂地やぬかるみなど普通の車では走れないような場所にも行くことを目的に開発された車。屈強なボディや強力な4WD性能が与えられていることが特徴です。

クロスオーバー車はクロカンにワゴンやセダン、スポーツカーなど、ほかのジャンルの車の良さをミックス(クロスオーバー)させたものを表し、おもに都市部での使用を想定して開発されています。

SUVはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略で、クロカンとクロスオーバーの両方を含めて広く「最低地上高を高くし大きなタイヤを履いた」車を指します。

Q3:SUVを格好良さだけで買うと後悔する?

A:格好良さにこだわって選ぶのは大切ですが、それだけだと後悔するケースも出てくるでしょう。SUVはコンパクトタイプでも一般的なコンパクトカーよりはかなり大きいため(特に全幅が広くなる)、狭い路地を走る際に困るシーンがあります。

また、全高が1,550mmを超えるモデルが多いので、立体駐車場に入れられないケースもあります。タイヤが大きいことで、軽自動車やコンパクトカーに比べると値段が高くなるというのもあります。

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自分にとっての「買ってはいけないSUV」を避ければ、楽しいカーライフが待っている!

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SUVに限らず、自分のライフスタイルに合わないものを買ってしまうと、楽しさや利便性は半減してしまいます。SUVはサイズや駆動方式により性能や使い勝手が大きく異なるため、ほかのボディタイプ以上に「買ってはいけない」を避ける必要があります。

逆にそこさえ避ければ、どのような場所にも行けたり、都市の街並みに映えたり、広い室内で家族みんなが快適に過ごせたりと、豊かなカーライフが待っています。満足度が高いからこそ、多くの方たちから支持されるといえるでしょう。あなたも自分にぴったりなSUVを探してみてください。

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※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています

この記事の執筆者

高橋 満

フリーエディター・ライター

高橋 満たかはし みつる

求人誌編集部、中古車情報誌編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESELとスズキ「ジムニー」

2024年5月
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  • カーリース会社
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カーリースを口コミで比較Review

  • スズキ スペーシア

    30代女性

    東京都

    専門職

    おトクにマイカー 定額カルモくんスズキ「スペーシア」を利用中

    走行距離制限が無制限なので、安心して毎日乗れて、行動範囲も広がりました。ボーナス払いなしで安く車が持てたのも大きいですね。対応もスピーディーで満足しています。

  • トヨタ CH-R

    30代男性

    北海道

    会社員

    KINTOトヨタ「CH-R」を利用中

    サポートが良く、トヨタという安心感があります。トヨタ車のラインナップが多いのもいいですね。でも、最低でも3年の契約が必要で、月額料金も高いのは難点。月々60,000円払っています。

  • ホンダ NBOX

    20代男性

    福島県

    会社員

    カーコンカーリースホンダ「N-BOX」を利用中

    決め手はもらえること。利便性が高く使いやすいし、適切な対応がされているアフターサポートだと思います。お値段なりのサービスを提供していると思います。

  • 日産 セレナ

    20代女性

    神奈川県

    会社員

    オリックス・カーリースオンライン日産「セレナ」を利用中

    対応やアフターサービスは良いと思います。迅速丁寧で好感が持てます。ただ、もっと料金やオプションの部分が明確だといいと思いました。次は数社で比較して決めようと思います。

  • トヨタ プリウス

    30代男性

    兵庫県

    技術職

    コスモMyカーリーストヨタ「プリウス」を利用中

    点検をしっかりやってくれた。メンテナンスなどもお任せできて便利だが、車種を妥協しても予算を超えてしまったので、少し高いと感じる。

  • ホンダ NBOX

    30代女性

    埼玉県

    自営業

    おトクにマイカー 定額カルモくんスズキ「スペーシア」を利用中

    急ぎで車が必要だったのですが、何社か断られた中で唯一動いてくれて、間に合わせてくれました。対応もすごく丁寧で信頼できます。契約期間が途中で変えれたらもっといいなと思います。

  • トヨタ ヴォクシー

    40代女性

    埼玉県

    会社員

    ENEOS 新車のサブスクトヨタ「ヴォクシー」を利用中

    選べる車種が少ないのは気になりましたが、2年ごとに乗り換えられるのは魅力です。ENEOSで相談できるのも助かります。ただ、店舗に詳しいスタッフがいなくて困ったことがありました。

  • トヨタ カムリ

    20代男性

    福島県

    会社員

    ニコノリトヨタ「カムリ」を利用中

    KINTOより安かったので決めましたが、アフターサポートが思っていたより充実していてよかったです。基本的なところがしっかりしています。走行距離制限が短いのはなんとかしてほしい。

  • トヨタ ヴォクシー

    40代女性

    兵庫県

    専業主婦

    KINTOトヨタ「ヴォクシー」を利用中

    対応がとても親切で満足しています。数年で気軽に乗り換えられるのもいいと思います。ただ、価格は他社に比べて高めなので、グレードを落とさざるを得なかったのは残念です。

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