「Amazon」は、国内外において最も有名な通販サイトのひとつ。世界的にも普及しているので、もはや使ったことがない方を探すほうが難しいかもしれません。
そんな「Amazon」の有料会員サービスが「Amazonプライム」。会費は月額での支払い・年1度の支払いのいずれかから選べますが、長期的に利用予定であれば年単位で契約した方が割引率も高くてお得です。
本記事では「Amazonプライム」の年会費について徹底解説。特典はもちろん、月額から年払いに切り替える方法や解約方法などもあわせて紹介します。


【2025最新版】Amazonプライム会員の年会費 無料期間・特典・解約方法まで徹底解説
最終更新日:2025年06月18日

7月11日から開催される「プライムデー」に先立ち、プライム会員向けに3ヵ月無料キャンペーンが実施中です。
通常は月額980円のため、3ヵ月無料で利用すると最大2,940円お得になる計算。こんなお得なキャンペーンが7月14日(月)まで開催されています。
過去にキャンペーンを利用したことがある方も、今回の対象になっている可能性がありますので、Kindle UnlimitedのTOPページで確認してみましょう。
「Amazonプライム」とは
送料無料、動画見放題、音楽ストリーミング、電子書籍など、さまざまなコンテンツを幅広くワンコインで利用できるのが「Amazonプライム」の会員特典。
お得なサービスとあって、全世界で2億人を超えるユーザーがAmazonプライムに加入しています。
初回登録時は30日間完全無料!

「Amazonプライム」は初回登録時に30日間の無料体験を利用できます。学生プランである「Prime Student(プライムスチューデント)」ならなんと6ヵ月無料です!
期間中の機能制限などは一切無いので、「Amazonプライム」に登録しようか考えている方はまず試してみてください。無料体験中に解約すれば料金は発生しないため、気軽に試せます。
解約は忘れずに! 即解約しても30日間体験可能でペナルティ無し
解約を忘れると、無体験終了後自動的に料金が発生することに気をつけましょう。
登録後即解約してしまっても、30日間の無料体験(「Prime Student」の場合は6ヶ月)は引き続き利用できます。再登録は簡単にでき、解約によるペナルティも特にないので、登録後すぐに解約してしまうのがおすすめです。
解約は下記ボタンから、[会員情報を更新し、プライムをキャンセル]をタップすれば解約手続きができます。

「Amazonプライム」の料金プラン
年間プラン | 月間プラン | |
---|---|---|
料金(税込) | 年額:5,900円 (月額:約491円) |
月額:600円 (年額:7,200円) |
※10か月以上の利用を考えている場合は、年間プランを登録した方がお得になります。
「Amazonプライム」は、年間プラン5,900円または月間プラン600円の2種類から料金プランを選ぶことができます。
この価格で、お急ぎ便や送料無料の特典以外にも、Amazonプライム・ビデオ、Amazon Music Prime、Prime Readingなどのサービスが追加料金なしで使い放題。とてもお得なサービスです。
学生向け「Prime Student」なら月額300円

年間プラン | 月間プラン | |
---|---|---|
料金(税込) | 年額:2,950円 (月額:約245円) |
月額:300円 (年額:3,600円) |
「Amazonプライム」は学生のための学割プランも用意しています。
それが、日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に通っている学生であることを条件に加入できる「Prime Student」です(※高校生は対象外)。
料金は通常の「Amazonプライム」の半額で年額2,950円(税込)または月額300円(税込)で利用可能。最大4年間利用でき、以後は通常のプライム会員となります。
サービス内容は基本的にAmazonプライム会員と共通ですが、文房具やPCソフトが割引になるなど一部違いもあります。
まずは6ヵ月間の無料体験期間を利用して、プライム会員の特典であるAmazonプライム・ビデオやAmazon Music Primeを存分に活用しましょう。
「Amazonプライム」の支払い方法
Amazonプライムを登録する際に利用できるお支払い方法は、以下のとおりです。
- クレジットカード/デビットカード
- 携帯キャリア決済
- Amazonギフト券
- パートナーポイントプログラム
- あと払いペイディによる翌月払い
- PayPay

「Amazonプライム」特典のすべて
「Amazonプライム」の大きな強みは、特典の多彩さです。
定額動画配信サービスを例に説明します。定額で動画が見放題というのは「Netflix」や「U-NEXT」も同様です。しかし、「Amazonプライム」の場合は、買い物での特典や音楽聴き放題、電子書籍読み放題までついてきます。これはかなりお得なシステム。
ここからは、そんな太っ腹なプライム会員の特典をひとつずつ紹介していきます。
今現在プライム会員の方も、知らない特典があるかもしれないので、ぜひ目を通してみてください。
Amazonプライムの特典一覧
Amazon商品の配送料が無料
正直、これだけでプライム会員になる価値のある特典です。販売元がAmazonである商品は、基本的に送料が無料です。
価格の下に「prime」というマークの付いている商品はすべて、注文金額にかかわらず送料無料になります。
無料会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
送料 | 460円 ※ | 無料 |
通常配送 | 460円(税込) | 無料 |
お急ぎ便 | 510円(税込) | 無料 |
※1回の注文で合計3,500円以上の商品を購入した場合は送料無料
無料会員と比べると、これだけの差があります。当日お急ぎ便が使えるのは関西地方(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)、関東地方(東京・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉)のみですが、これも無料になるのはかなり魅力的です。
買った商品が2時間で届くAmazonネットスーパーが使える
「Amazonネットスーパー」とは、住んでいる地域の近くにある「ライフ」「バロー」「成城石井」などの商品を、最短2時間で商品を配送するデリバリーサービスです。
利用できるスーパーは登録している配送先住所によって異なり、利用する際には条件もあります。「ライフ」の場合の条件は以下のとおりです。
ネットスーパーの利用条件(ライフの場合)
- 最低注文金額は4,000円
- 配送料490円・10,000円以上で配送料無料
- お届け時間は朝8時から深夜0時まで
- 受け取りは2時間単位で時間指定可能
- 一部地域は1時間単位の指定可能・その場合は送料+500円
※地域により受け取り可能な時間帯が異なる場合あり
いつものお買い物と一緒に注文できるのはとても便利です。普段生鮮食品をネットスーパーでは買わない場合でも、食材を切らしたのに出歩けないなどの緊急時には役に立ちます。

特大セール「プライムデー」に参加できる
年に一度のビッグセール「プライムデー」に参加できるのもプライム会員だけ。家電や日用品、デバイス・パソコン周辺機器などの人気商品がかなり大きな割引価格で売り出されるので、毎年大賑わいです。
とくにAmazon製品の割引率がすごく、「Kindle端末」「Fire TV Stick」「Fireタブレット」などが半額に近い価格で販売されています。
「プライムデー」はギリギリに「Amazonプライム」の登録をして、プライム会員になっても参加可能。事前にタイムセールに登場予定の商品を少し公開しているので、無料会員の方もぜひチェックしてください。
「Amazonプライム・ビデオ」映画やドラマが見放題

プライム会員の目玉サービスである「Amazonプライム・ビデオ」。追加料金なしで映画やドラマ、バラエティなどさまざまな動画が見放題になります。
「バチェラージャパン」や「ドキュメンタル」などプライム限定のオリジナル番組も多く、飽きがこないサービスです。

「Amazon Music Prime」約1億曲の音楽が聴き放題

音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Prime(アマゾンミュージックプライム)」もプライム会員特典のうちのひとつ。
かつては200万曲が聴き放題で、競合と比べるとあまり多くない楽曲数でしたが、2025年現在は聴き放題対象の曲数が1億曲に引き上げられています。
なお、30日間無料体験もある「Amazon Music Unlimited」に登録すると、広告なしで高音質・オフライン再生対応で音楽が楽しめます。

「Prime Reading」書籍が読み放題

ビジネス書やマンガが読み放題になるサービスが「Prime Reading(プライムリーディング)」。追加料金なしでスマホやタブレット・PCから対象の電子書籍が読めます。
ただし現状「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」で読める作品の一部が利用できるだけという印象でラインナップには物足りなさもあります。
とはいえプライム会員になった時点で無料で使えるサービスには違いありません。プライム会員登録中に、興味の惹かれる作品があるか目を通しておくとよいでしょう。
「Amazon Photos」写真を無制限に保存できる

「Amazon Photos(アマゾンフォト)」は、写真を無制限に保存できるクラウドサービス。無制限に保存した上で、以下のようなことができます。
Amazon Photosでできること
- スマホで撮影した写真を自動でバックアップ
- 家族や友人と共有できる
- 簡単に写真を検索できる(場所・人・物)
通常、ネット上のクラウドに写真を保存するときに活用するのに使うサービスとして、「iCloud(アイクラウド)」「Google Photos(グーグルフォト)」などが挙げられます。
それぞれ、容量を多く使う場合は追加課金が必要ですが、プライム会員なら会員費に追加なしで無制限利用できます。
「Amazon」のなかでそこまでメジャーなサービスではないのですが、これは活用すればかなりお得です。実は「Amazon」はインターネットクラウドシステムには強い企業。安心して利用できるのも大きなメリットです。
また、写真以外にも使える「Amazon Drive(アマゾンドライブ)」はプライム会員なら5GBまで使えます。
「Amazonフレッシュ」新鮮な食材を届けてくれる

「Amazonフレッシュ」は現在東京23区、神奈川県、千葉県、埼玉県の一部地域で利用できるプライム会員向けのサービスです。生鮮食品、飲料、日用品等を最短2時間で届けてくれます。
旬の野菜・果物、専門店のこだわり食材、加工食品、日用品などを最短で当日または翌日にまとめて配送してくれます。

商品の受け取り時間は朝8時から深夜0時まで指定可能なので、仕事で帰る時間が遅めの方でも利用しやすいのが特長です。
最低注文金額は4,000円で、1回の注文で配送料は490円。10,000円以上なら配送料が無料になります。

「子育て応援セール・キャンペーン」ベビー用品が割引に

オムツやお尻拭きが割引になる「子育て応援セール・キャンペーン」という割引サービスも利用できます。
サービス内の「らくらくベビー」では出産準備お試しBOXがもらえるほか、不定期で割引キャンペーンがあるなど子育ての強い味方になります。
Businessプライムとは? Amazonプライムとどう違う?

「Businessプライム(ビジネスプライム)」は企業向けに区別されたAmazonサービスであり、基本的に使い方は同じです。しかし通常と異なり、ビジネス向けの商品が豊富なサービスとなっています。
またアカウントにIDを設定することで従業員ごとに購入管理ができたり、請求書による後払いが可能になったりと、業務上の備品購入で使いやすくなっているのも特徴です。
有料会員であるBusinessプライム会員も、特典の内容は配送料無料やお届け指定便が可能など、通常のAmazonプライム会員とほぼ変わりません。それらを踏まえて、通常のAmazonプライム会員と違うポイントは以下のとおりです。
Businessプライムの特徴
- 累積購入割引で良く購入する商品が安くなる
- 勾配分析ダッシュボードで購買データをチェックできる ※
- 勾配制限や推奨商品を設定して、購買環境の最適化ができる ※
※「ESSENTIALS」以上の会員のみの特典
Businessプライムには「DUO」「ESSENTIALS」「SMALL」「MEDIUM」「UNLIMITED」の5つが存在しており、右へ行くほど利用可能な人数と購入をコントロールできる権限が付与されるようになります。
以下に年会費とそれぞれの機能について表でまとめているので、参考にしてみてください。
Businessプライムの料金表
会員プラン | 年額 | 利用可能人数 | 購買分析ダッシュボード | 購買コントロール機能 |
---|---|---|---|---|
DUO ※ | 無料 | 1人 | × | × |
ESSENTIALS | 5,900円 | 3人 | 3参照者 | 推奨+制限 |
SMALL | 13,500円 | 10人 | 1設定者+10参照者 | 推奨+制限 |
MEDIUM | 37,800円 | 100人 | 1設定者+100参照者 | 推奨+制限 |
UNLIMITED | 270,000円 | ユーザー数無制限 | 2設定者+100参照者 | 推奨+制限+禁止 |
※通常のAmazonプライム会員を利用している方のみ加入可能
ここまで読み進めていて、「一般の人は使えないのでは?」と考える方もいるでしょう。確かにAmazon Businessの規約には、購入は事業目的のみで私的利用はできないと記載されています。
しかし、事業目的であれば個人でも「DUO」プランは利用可能ですが、「DUO」プランの加入条件は「すでにAmazonプライム会員であること」です。
この場合のメリットは、購入頻度が多くなるだけ安くなる累積購入割引にあります。梱包材や印刷紙(インク)など消耗品を多く購入する機会があり、追加料金を払ってもお得になるという方は検討してみてもいいでしょう。
「Amazonプライム」登録方法
ここからは、お得なプライム会員の登録方法を解説します。
スマホの場合
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STEP1
上部の人型アイコンまたは「アカウントを作成」の箇所を選択
-
STEP2
「新しいAmazonのアカウントを作成」を選択
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STEP3
名前・携帯電話番号orメール・パスワードを入力して「次へ進む」を選択
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STEP4
送られてきた確認コードを入力して「アカウントの作成」を選択
アカウント作成後はこちらへアクセス後、以下の手順に沿って手続きを進めましょう。
-
STEP1
「30日間の無料体験を試す」を選択
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STEP2
支払い方法と住所を確認して「30日間の無料体験を試す」を選択
6.支払い方法を選択肢、続行する

PCの場合
無料会員登録がすでに済んでいる場合は④お進みください。
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STEP1
右上の人型アイコンにカーソルを合わせて「新規登録はこちら」を選択
-
STEP2
名前・携帯電話番号orメール・パスワードを入力して「次へ進む」を選択
-
STEP3
送られてきた確認コードを入力して「アカウントの作成」を選択
自動更新をオフにする方法
いつのまにか無料期間を終えて月額料金がかかっていた、ということを防ぐためには、自動更新をさせないことが必須です。
以下の方法で自動更新を防ぐことができます。
更新通知を受け取る
無料期間終了の3日前に通知メールを受け取るよう設定することができます。通知メール受け取りは、プライム会員情報から設定することができます。
この場合、有料化するギリギリまで会員を続けるかどうか悩むことができます。
やり方は以下のとおりです。
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STEP1
下部の人型アイコンから「アカウントサービス」を選択
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STEP2
アカウント設定から「プライム会員情報の設定・変更」を選択
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STEP3
「プライム会員情報」を選択
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STEP4
「更新前にお知らせを受け取る」にチェックを付けて完了
注意:継続利用しないなら解約手続きはすぐにしておこう
無料期間中の利用のみで、30日以降は会員特典を利用しないと決めている場合は、解約手続きをしておきましょう。途中で解約しても、プライムの無料体験期間である30日間は会員特典を利用することができます。
次の見出しでは解約方法について解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
「Amazonプライム」会員の解約方法
解約はスマホ・PCどちらからでも可能で、流れはほぼ同じです。
以下ではスマホのブラウザから解約する方法を解説します。
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STEP1
トップページ上部の登録名称を選択
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STEP2
[アカウントサービス]の項目から[プライムメンバーシップ]を選択
なお、アプリの場合はトップの下部にある人物アイコンから「アカウントサービス」を選択できます。
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STEP3
[プライム会員情報の管理]からプライム会員情報内の[プライム会員資格を終了し、特典の利用を止める]を選択
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STEP4
残りの利用可能日数を確認後に[特典と会員資格を終了]を選択
これで解約手続きは完了しますが、無料期間終了予定日まで特典は利用できます。

Amazonプライムは年会費での支払いがオススメ
「Amazonプライム」に入会すれば、定額でお得なサービスをたくさん受けられることがご理解いただけましたでしょうか。
長期的に使いたいなら年会費を支払ってAmazonプライムを使うのがオススメ。お得に使い倒しちゃいましょう!
