プレミアムウォーターは一人暮らしにおすすめ？ 利用者の声とメリット・デメリット

この結果を見ると、一人暮らしでウォーターサーバーを使っている人は意外にも多く、さらに「プレミアムウォーター」は一人暮らしの人に人気なことがわかります。

次点で利用者が多かったのは「ハミングウォーター」ですが、こちらは「プレミアムウォーター」とは異なり水道水を補充して使う「浄水型」ウォーターサーバーです。

「浄水型」は「宅配型」のように天然水を宅配してもらうのではなく、サーバー内のカートリッジで水道水をろ過・浄水。

もっとも人気があるのは「プレミアムウォーター」でしたが、「ハミングウォーター」もそのコスパの良さや手軽さのために一人暮らしの人から人気があると考えられます。

月々の水の消費量は10～20L、月額料金は2,000～3,000円と回答した人が最多です。全世帯で見ると月額料金は3,000～5,000円である家庭が一番多いので、一人暮らしは「プレミアムウォーター」の月額料金が安く済む傾向にあると考えられます。

ただし「プレミアムウォーター」のように水代がメイン費用となる「宅配型」は、水の消費量が増えると月額料金も高くなります。

そのため「プレミアムウォーター」の最低注文本数であるボトル2本（24L）以上の水を毎月消費しそうであれば、サーバーレンタル代がメイン費用で水の消費量が月額料金に影響しにくい「浄水型」がおすすめです。

次の記事では人気ウォーターサーバー11社の月額料金を比較しています。気になる人はこちらもチェックしてみてください。

★5評価で「プレミアムウォーター」の満足度を示してもらうと、「とても満足（★5）」が10人と最多、その後は「満足（★4）」が5人、「普通（★3）」が4人と続きます。

驚くことに「少し不満（★2）」「不満（★1）」と回答した人は0人。一人暮らしの生活に「プレミアムウォーター」を取り入れると満足できる可能性が高いといえそうです。

一人暮らしの人が「プレミアムウォーター」を使って後悔を感じるのは、置き場所や交換といった水ボトルに関することが多いようです。とくに水ボトルは1本に12Lもの水が入っているためか、「交換するのが大変」という声がよく見られました。

また、「水が余ってしまう」という回答も。「プレミアムウォーター」は宅配スキップも利用できますが、基本的に月2本（24L）の購入が必要です。あまり水を使わない人だと、前月分を消費する前に次の水ボトルが届いてしまうという事態になる可能性があります。

デメリットもある「プレミアムウォーター」ですが、一人暮らしの利用者の声を調査するとそれを凌ぐほどたくさんのメリットがあることがわかりました。

上記のメリットに魅力を感じる人は、一人暮らしで「プレミアムウォーター」を使うと生活がより便利になりそうです。

「プレミアムウォーター」には6種類のサーバーがありますが、もっとも場所を取る『amadanaグランデサーバー』は幅392㎜と、約40㎝のスペースが必要。

幅270㎜とスリムな『スリムサーバーⅢ ロング/ショート』『amadanaスタンダードサーバー』『famfit』の3つでも、30㎝ほどの場所を確保しなければなりません。

卓上型の『スリムサーバーⅢショートタイプ』は幅270㎜×高さ824㎜×奥行366㎜で小さめとはいえ、それでもやはり一人暮らしの部屋だと場所は取ってしまいます。

加えて「プレミアムウォーター」の水ボトルはペットボトルゴミとして捨てられますが、未使用の水ボトルは保管スペースが必要です。サーバーを置く場所を確保できたとしても、毎月段ボールで届く水ボトルの置き場所がない場合は利用が難しいでしょう。

また「プレミアムウォーター」には『ずっとPREMIUMプラン』というプランがあり、このプランを契約した場合のみ7Lの水ボトルを購入可能です。半分ほどの重さで交換しやすいので、上部に設置する機種を契約したい人は『ずっとPREMIUMプラン』を契約する方法もあります。

通販サイトの500mlペットボトルの天然水が1本75～85円程度であることを考えると、一番高いプランでも価格が88円/500mlである「プレミアムウォーター」の水代はそこまで高くありません。

契約プランによってはむしろ割安になりますが、一度にたくさんの水が届くため、一人暮らしであまり水を消費できない人に「プレミアムウォーター」は向いていないです。

しかし宅配スキップをすれば月に12Lずつ利用することも可能なので、「プレミアムウォーター」の契約を迷っている人はまず1ヶ月で天然水12Lを消費できるかどうかを基準に考えることをおすすめします。

また「プレミアムウォーター」は基本的に送料無料ですが、地域によって別途追加送料が発生する場合があります。

該当地域に住んでいる人は、ほかの地域より少しだけ料金が高くなることは理解しておいてください。

水道水に比べてミネラルが豊富な天然水は、一人暮らしの生活で食事の栄養バランスが偏っている人も手軽にミネラルを摂取できます。ミネラル不足は肌や髪のトラブルに繋がるので、美容に気を遣っている人にもおすすめです。

また「プレミアムウォーター」は非加熱処理かつ採水地でボトル詰めをしているため、自然そのままの美味しさを味わえます。軟水なので口当たりが優しく、味が美味しいとアンケート回答者からも評判でした。

加えて「プレミアムウォーター」は冷水と温水がどちらもすぐに使えるため、利便性が非常に高い点も大きなメリット。おもな使い道をまとめてみました。

「プレミアムウォーター」利用者には、お湯を沸かす必要がなく、いつでもすぐに熱湯が使えることを「契約してよかった」と感じた瞬間として挙げる人が多かったです。

とくに白湯やお茶、コーヒー、インスタントスープをよく飲む人、カップラーメンをよく食べる人は利用満足度が高かったので、当てはまる人は「プレミアムウォーター」を使うことで生活がより充実するでしょう。

おしゃれなウォーターサーバーを部屋に取り入れたい人は、こちらのコラボ機種を選ぶと満足できる可能性が高いです。

なお『cado×PREMIUM WATER ウォーターサーバー』と『amadanaグランデサーバー』はサイズが大きめなので、部屋にスペースがあまりない一人暮らしの人には『amadanaスタンダードサーバー』が一番おすすめです。

デザイン性が高いうえに幅270㎜とスリムなので、一人暮らしの部屋も圧迫しにくくになっています。

「プレミアムウォーター」がおすすめできる一人暮らしの人、おすすめできない一人暮らしの人の特徴は以下の通りです。

基本的に家を留守にしがちな一人暮らしの人は水を消費するのが難しいため、「プレミアムウォーター」だけでなく「宅配型」ウォーターサーバー自体が向いていません。

逆に家にいる時間が長く、美味しい水が飲みたい、生活の中でお湯を使うことが多い、災害時の備蓄水がほしいと思っている一人暮らしの人には、「プレミアムウォーター」などの「宅配型」ウォーターサーバーはとくにおすすめです。

宅配スキップが使える「プレミアムウォーター」は月12Lの天然水を消費できれば水を余らせることもないので、当てはまる一人暮らしの人はぜひ検討してみてください。

なお「プレミアムウォーター」はキャンペーンをおこなっており、Webから注文すると通常3,300円かかる初回登録事務手数料が無料になります。さらに新規契約の場合は2,000円分のQUOカードがもらえるので、お得に契約可能です。

「プレミアムウォーター」の利用を検討している一人暮らしの人に向けて、実際に利用する場合の注意点を4つ解説します。

月額料金がもっとも安くなるのは『famfit購入プラン』か『もっとPREMIUMプラン』です。

しかし『famfit購入プラン』はサーバーを購入する必要があるため、引っ越しする可能性の高い一人暮らしにはおすすめできません。『もっとPREMIUMプラン』は契約期間が5年と長いので、こちらも向いていないです。

一人暮らしの人には、契約期間が2年と短い『基本プラン』か、12Lの水ボトルを割安で買えて契約期間3年の『ずっとPREMIUMプラン』がおすすめ。

これらのプランでレンタル代無料のサーバーを契約して月24Lの天然水を消費する場合、月額料金は月々4,000円ほどになるので、無理なく支払っていけるか計算しておきましょう。

契約期間は『基本プラン』の2年がもっとも短いため、2年後以降に引っ越しの予定がある人は『基本プラン』での契約がおすすめです。

なお「プレミアムウォーター」には有料オプション『プレミアム安心サポート』があり、契約しておくと引っ越し時のサーバー引き取り・新居に同機種の新サーバー無料配送・利用中の水ボトル2本（24L）プレゼントなどのサービスが受けられます。

『プレミアム安心サポート』は月々682円なので、引っ越し後も利用したい人、契約期間が長いプランを契約したい人はこちらの加入も検討してみてください。