安いウォーターサーバーランキング1位の「Locca（ロッカ）」は、水代・電気代を含めた月額料金が3,185円～という高コスパ。サーバーレンタル代の安さも目立ちますが、やはり「浄水型」で水代がほとんどかからないことが大きな要因といえます。

2位の「エブリィフレシャス」も「浄水型」のウォーターサーバーです。月々の電気代は「Looca（ロッカ）」より安いものの、サーバーレンタル代で差が付きました。

3位は「宅配型」の「プレミアムウォーター」。このウォーターサーバーは、妊婦の人や5歳以下の子どもがいる家庭なら、24Lあたり通常3,542円～の水代が3,283円という安さになることが特徴。妊娠中や子育て中の人におすすめです。

※参考：いま知りたい水道（詳細版）厚生労働省

「Locca（ロッカ）」は「浄水型」のウォーターサーバー。たっぷり使ってもずっと定額のため、料理にも使用できます。ホワイト・ブラックの2色展開しており、デザイン性が高いことも魅力の一つです。

月額料金はサーバーレンタル代・水道代・電気代のみで3,185円～と、非常にコスパが高くなっています。またキャンペーンにより初回登録事務手数料とサーバーレンタル代が無料になるので、はじめやすさも高評価です。

床置き型の大きいタイプと卓上型の小さいタイプどちらもあるので、安いウォーターサーバーを探している人は、まずこの「Locca（ロッカ）」から検討してみることをおすすめします。

「エブリィフレシャス」は卓上型の『mini』と床置き型の『tall』、そして簡単にコーヒーをドリップできるカフェ機能が付いた『tall+cafe』がある「浄水型」のウォーターサーバーです。

初期費用がかからず、さらにサーバーレンタル代も初月無料なので、0円で使い始められます。2ヶ月目以降から料金が発生しますが、月額料金も3,665円～と高コスパ。定額のサーバーレンタル代と水道代・電気代のみでずっと利用可能です。

「エブリィフレシャス」は「乗換キャッシュバック」や「オリジナルグッズ・電気圧力鍋プレゼント」といったお得なキャンペーンもおこなっているので、活用してみてください。

「プレミアムウォーター」は8つの採水地で採れた天然水が飲める「宅配型」のウォーターサーバー。サーバーの種類が豊富でカラーバリエーションも多いため、デザイン重視で選びたい人におすすめです。

サーバーレンタル代・水代・電気代を含んだ月額料金は、マムクラブを契約し月に1回水12L×2本を注文した場合で3,773円～。本記事で紹介している「宅配型」のウォーターサーバーの中では一番安いですが、選ぶプランやサーバー、水の注文本数によって変動するので、やはり「浄水型」に比べると高くなりやすいです。

「プレミアムウォーター」には2年契約の『基本プラン』や3年契約で水代が安くなる『PREMIUMプラン』、サーバー購入で水代が最安になる『famfit購入プラン』など複数のプランがあるため、まずは自分にあったプランをチェックしてみることをおすすめします。

「Humming Water（ハミングウォーター）」は「浄水型」の床置きウォーターサーバーを取り扱っています。ホワイトとブラックの2色があり、冷水・温水のほか常温水が飲めることも特徴です。

キャンペーンで出荷手数料が無料になるため0円から始められるうえに、サーバーレンタル代も1ヶ月間0円になります。月額料金は3,780円～とウォーターサーバーの平均を下回っており、こちらもコスパが良いです。

また「ハミングウォーター」は、ウォーターサーバーが破損した際に無償で交換してくれる安心サービスが月額220円でつけられます。元気な子どもがいる家庭など、故障時に不安がある家庭でも安心です。

「ウォーターワン」は『富士山』『南阿蘇』『沖縄』『島根』の4つの採水地から天然水を選べる「宅配型」のウォーターサーバーです。選ぶ天然水によって水代は異なり、沖縄県産の水が最安です。

サーバーのメンテナンス代などは必要ないため、月額料金は水代と電気代のみで3,932円～。初期費用がかからず、契約時は水代だけの支払いで始められます。

「ウォーターワン」には『基本プラン』以外に『3年うきうきパック』があり、契約期間は伸びますが毎月の水代が割安になってお得です。

「putio（プティオ）」は卓上型の「浄水型」ウォーターサーバー。ホワイトの清潔感がある見た目をしており、節電や再加熱も可能な多彩さが特徴です。またサイズも幅24㎝×高さ41.5㎝×奥行28㎝と非常にコンパクトなため、ベッド横やデスクなどに置きたい人にも向いています。

月額料金は4,029円～と平均より少し安い程度ですが、この金額には1年に1回のサーバー交換や故障時の無償対応などが利用できる安心サポートパック代（460円）が含まれています。

「putio（プティオ）」には1年プランと2年プランがあり、上記の月額料金に350円をプラスすることで短期間での利用も可能です。「まずは1年だけ試してみたい」という人には、こちらの1年プランも検討してみてください。

「富士おいしい水」は富士山の麓『富士宮』の天然水が飲める「宅配型」のウォーターサーバーで、サーバーはレンタルか買い取りかを選択可能。買い取りするとその後は水代のみで利用し続けられますが、レンタル代はずっと無料のためレンタルのほうがおすすめです。

「富士おいしい水」はレンタルの場合ウォーターサーバーケア費用の605円が必須でかかりますが、それを含めても月額料金は4,181円～。さらに一部地域であれば送料も0円で利用できます。

また現在「富士おいしい水」は新規契約で水ボトル4本を無料プレゼントするキャンペーンをおこなっているので、お得に始めるのであればチャンスを逃さないようにしましょう。

「コスモウォーター」は『大分』『京都』『静岡』で採れた天然水が飲める「宅配型」のウォーターサーバー。置き配にも対応しているため、毎月の水の受け取りが心配な人も安心です。

サーバーレンタル代やメンテナンス代はかからず、月額料金は水代と電気代のみで4,360円～。北海道以外は送料も無料で利用できます。

「コスモウォーター」には、部屋のインテリアに合わせやすいウッド調の「SmartプラスLimited color」や、猫のデザインがあしらわれた「Smartプラスにゃんモデル」といったサーバーも。部屋の雰囲気を壊したくない人や、猫好きの人にもおすすめです。

「クリクラ」は河川などの水を処理した純水に近いRO水が飲める「宅配型」のウォーターサーバーです。ミネラルをほとんど含まないので、赤ちゃんのミルクづくりにも向いています。

「クリクラ」はメンテナンス代が必須でかかるため、月額料金は4,396円～と高め。しかしキャンペーンを利用すると、妊娠中や7歳未満の子どもがいる人であればボトル3本セットとあんしんサポートパックがついて1,590円から始められます。

新規契約の場合でも、ボトル1本とQUOカード3,000円分がもらえるキャンペーンの対象。さらに乗り換えの場合は15,000円のキャッシュバックが適用されるため、現在他社のウォーターサーバーを利用している人もお得に利用可能です。

「フレシャス」は『富士吉田』『富士宮』『木曽郡木曽』の3つの採水地から天然水を選べる「宅配型」のウォーターサーバー。機種によって1パックあたりの水の量がことなり、1パック4.7Lと小さいサイズで購入できるものもあります。

サーバーによって水の量が異なるため本記事では24Lに換算して金額を計算した結果、月額料金は4,433円～となりました。比較的高めですが、「フレシャス」はサーバー購入プランを選ぶと水代が17～18％も割引される点が特徴です。

また「フレシャス」は全国どこでも水の送料が無料で、お得なキャンペーンもおこなっています。カフェ機能がついたモデルもあるので、コーヒー好きの人にもおすすめです。

「ウォータースタンド・アイコン」は水道に直結する「浄水型」のウォーターサーバーです。幅18㎝×高さ38.5㎝と小型で、設置費などの初期費用も必要なく、月額料金だけで利用できます。

月額料金はサーバーレンタル代・水道代・電気代で4,923円～と少し高めですが、この金額には電話サポートや故障対応などのアフターサービス料金も含まれています。

また「ウォータースタンド・アイコン」は未使用状態が6時間経過すると自動的に抽出口付近をUV（紫外線）クリーンしてくれるため、常に清潔に保ちたい人にもおすすめです。

「サントリー天然水」は『南アルプス』の天然水が飲める「宅配型」のウォーターサーバー。全国送料無料で利用できます。

「サントリー天然水」の月額料金は5,504円～と、本記事で紹介している他社と比べると高め。水代もさることながら、1,350円という電気代が月額料金が高くなっている一因といえます。

しかし「サントリー天然水」のウォーターサーバーは2年・3年・5年と年数によってプランが分けられており、長期間の契約であれば水代が割引されます。また新規契約でも乗り換え契約でもプレゼントキャンペーンの対象となるため、気になる人はぜひチェックしてみてください。

天然水が飲める「宅配型」のウォーターサーバーでもっとも月額料金が安いのは「プレミアムウォーター」でした。

しかし上記の表の料金は、妊婦の人や5歳以下の子どもがいる家庭で適用される子育て向けプランの料金のため、それ以外の家庭には「ウォーターワン」や「富士おいしい水」がおすすめです。

また「プレミアムウォーター」と「富士おいしい水」は採水地を選ぶことができませんが、「ウォーターワン」は採水地を選べます。

群を抜いて安いのは「Locca（ロッカ）」。水代が水道代で済む「浄水型」は「宅配型」に比べて料金が安い傾向にありますが、そのなかでもとくに安いウォーターサーバーです。

十分安い「エブリィフレシャス」「ハミングウォーター」に比べても500円以上の差があるので、安い「浄水型」のウォーターサーバーを探している人は、まず「Locca（ロッカ）」から検討してみることをおすすめします。

安くて卓上型のコンパクトなウォーターサーバーが欲しいなら、「エブリィフレシャス」の『mini』がおすすめ。幅25㎝、高さ47㎝と小さめで、「浄水型」のため注文ノルマもなく毎月のサーバーレンタル代・水道代・電気代のみで利用できます。

床置き型のウォーターサーバーが欲しい人には「ハミングウォーター」が向いています。「エブリィフレシャス」と同じ料金システムなうえ、幅26㎝と床置き型のなかではスリムで場所を取りません。

天然水を飲みたいのであれば、料金が比較的安く小さいサイズがあり、注文ノルマのない「富士おいしい水」がおすすめです。関東圏～関西圏の地域であれば送料も無料で利用できます。

「クリクラ」は、本記事で紹介しているなかで唯一RO水が飲めるウォーターサーバー。RO水は純水に近く、赤ちゃんの消化器官に負担をかけるミネラルが少ないため、ミルクづくりには最適とされています。

また赤ちゃんのミルクは70℃以上のお湯で作ることが推奨されていますが、「エブリィフレシャス」の一部サーバーには85～90℃に再加熱する機能が付いているものがあります。「浄水型」のなかでもとくに、ミルクづくりにウォーターサーバーを使いたい人におすすめです。

※参考：哺乳ビンを用いた粉ミルクの調乳方法 厚生労働省

床置き型のウォーターサーバーでもっともスリムだったのは「クリクラ」の『クリクラFit』。幅30㎝を超えるサーバーもあるなかで幅24.5㎝と、置き場所に困りにくいサイズ感です。

次いでスリムだったのは幅26㎝の「ハミングウォーター」と幅27㎝の「プレミアムウォーター」で、こちらも省スペースなため置きやすくなっています。

上記3つのウォーターサーバーはどれもスリムですが、料金などに違いがあるため、各項目のバランスを比較してどれを選ぶか検討してみてください。

卓上型で小型なのは、やはり水のボトルやパックを取り付ける必要がない「浄水型」のウォーターサーバー。幅18㎝×高さ38.5㎝だった「ウォータースタンド」の『アイコン』がもっとも小型でした。

ただし「ウォータースタンド」は水道に直結する必要があるため、水回り以外に設置したい人には幅24㎝×高さ41.5㎝の「putio（プティオ）」、もしくは幅25㎝×高さ47㎝の「エブリィフレシャス」の『mini』がおすすめです。

「エブリィフレシャス」の『mini』は3社のなかではサイズが少し大きめですが、初期費用がかからずサーバーレンタル代も初月無料で0円から始められてお得です。

「Locca（ロッカ）」はホワイトとブラックの2色を展開している「浄水型」のウォーターサーバー。シックで落ち着いた雰囲気のデザインが魅力です。

ロングタイプとショートタイプどちらもあるため、置きたい場所によって好きなサーバーを選ぶことができます。

「エブリィフレシャス」もホワイトとブラックの2色展開です。背の高い『tall』とコンパクトな『mini』のほか、カフェ機能が付いた『tall+cafe』という機種もあります。

おしゃれな見た目だけでなく、他にコーヒーメーカーを必要としないスマートさも「エブリィフレシャス」のメリットです。

「プレミアムウォーター」はサーバーの種類が豊富なことが特徴。日本のデザイン家電ブランド『amadana』や『cado』とのコラボサーバーもあり、ハイセンスなおしゃれさを部屋に取り入れることができます。

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ラクタさん編集部がウォーターサーバーの利用者30人に独自アンケートをおこなったところ、「★5：とてもコスパが良い」「★4：コスパが良い」と回答したのは17人と、半数以上の人が料金を安いと感じていることが分かりました。

しかし一方で、30人中の10人が「★2：少し高い」と回答したことも事実です。ウォーターサーバーの安さに満足している人は多いですが、なかにはもっと安くなってくれると嬉しいと感じている人も一定数いました。

続いて、ウォーターサーバー利用者の安さに関する具体的な口コミを紹介します。

多かった回答は「トータル費用・総額をチェックする」という意見。とくに電気代に関して「意外とかかる」と言及している人が目立ったため、安いウォーターサーバーを選ぶ際は気を付けてみてください。

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ウォーターサーバーで飲める水には、大きく分けて天然水・RO水・浄水の3種類があります。おもな特徴は以下のとおりです。

天然水とRO水は「宅配型」のウォーターサーバーで利用できますが、使用する水と含まれるミネラル量に違いがあります。

河川の水などをろ過して作るRO水は純水に限りなく近いため、赤ちゃんのミルクづくりに最適。逆に豊富なミネラルを摂取したいのであれば、採水地で採れた原水をろ過している天然水がおすすめです。

しかしこの2つの水は、宅配する際に輸送費・人件費などがかかるので費用が高くなりやすいことが特徴です。

一方、浄水は水道水を補充・ろ過して作るので、たっぷり使っても費用が抑えられる点が魅力です。なるべく安いウォーターサーバーを使いたいのであれば、この浄水が飲めるウォーターサーバーをおすすめします。

ウォーターサーバーの料金体系は複雑なところが多いです。サーバーのレンタル代や水代のほか、初期費用やメンテナンス費、サーバーの電気代などもチェックする必要があります。

ウォーターサーバーを利用するにあたって発生するおもな費用をまとめました。

安いウォーターサーバーを契約してから「想定外の費用がかかって結局割高になってしまった」とならないように、契約前にしっかり確認しておきましょう。

またウォーターサーバーのなかには、毎月の購入ノルマが決められているものがあります。

このノルマを達成しないと、通常であれば無料となっているサーバーレンタル代が別途発生するケースもあります。飲み切れるか心配な人はノルマがない「浄水型」のサーバー、もしくは宅配をスキップできるサーバーを選ぶようにしてください。

ウォーターサーバーには契約期間が決まっているところが多く、その期間内に解約してしまうと違約金が発生する場合があります。

サービスによって様々ですが、契約期間はおおむね1～5年程度、違約金は数千～数万円で設定されているところが多いです。

たとえ月額料金が安くてコスパの高いウォーターサーバーを契約できても、違約金を支払うことになればお得感も相殺されてしまいます。そのため安いウォーターサーバーを選ぶときは、契約前にどのくらい違約金がかかるのかもしっかりチェックしておきましょう。

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ウォーターサーバーの水は市販の水よりも安いのでしょうか。実際にスーパーで市販されている水の価格を調査し、市販の水と本記事で紹介しているウォーターサーバー12社の水500mlあたりの価格を比較してみました。

市販されているペットボトルの水は500mlあたりの価格の最高値が75円で最低値が73円と、商品によってあまりブレがありませんでした。

一方で、ウォーターサーバーの水は500mlあたりの価格の最高値が86円で最低値が57円と、サービスによってバラつきが大きいです。また同一サービス内でもプランや購入する水の量、採水地などによって価格が変化しするため、市販の水よりも安くなるケースは十分にあると判明。

そのため結論としては、選ぶウォーターサーバー次第では市販の水よりも安く購入できるといなります。現在市販の水を頻繁に買っている人は、ウォーターサーバーの利用を検討してみる価値はあるでしょう。

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