半年だけならカーリースがお得！人気3選と短期利用のメリット・デメリット

半年だけカーリースを利用したい！人気の短期カーリース3選

カーリースでは長期契約が一般的ですが、中には1ヵ月単位で利用できる短期カーリースもあります。短期カーリースは、長期の出張や帰省など、必要な期間に合わせて車を無駄なく使えるのが特徴です。とはいえ、リース会社によってかかる費用や利用の条件は異なるため、どのカーリースを選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、半年だけでも利用できる人気の短期カーリース3社*¹を利用者の体験談*²と併せてご紹介します。

*¹ 2024年4月8日時点のGoogle検索「カーリース 短期」にて表示された個人向けカーリースのサービスサイト上位3社

*² クラベルさん編集部が、各サービスの利用者を対象に2024年4月に行ったチャット調査ツール「Sprint」を用いたインターネット調査を基に掲載

1：ニコリース

出典：ニコリース

※2024年4月8日時点の情報

「ニコリース」は、一都六県の関東全域と、山梨県・静岡県の一部地域に対応した短期カーリースです。1ヵ月から利用でき、1ヵ月単位でいつでも解約可能な点が魅力です。

車両は、自社整備工場で点検・整備を行っており、納車後の定期点検や車検基本料もリース料金に含まれているので、中古車であっても安心して利用できるでしょう。軽自動車、コンパクトカー、ミニバンといった車のクラスと、車両の状態によってリース料金が決定します。

なお、車両敷金として契約時に支払う50,000円は、返却時の車に問題がなければ返金されます。

〈実際にニコリースを利用した方の口コミ〉

30代男性・埼玉県在住

ニコリースでホンダ「フィットシャトル」を短期利用したことがあります。元々乗っていた車の乗換えを検討していて、新車の納期までのつなぎでしたが、手続きがスムーズでスピーディーだったのが良かったです。選べる車種がもっと多ければいいと思いましたが、短期間の利用と思えば過不足ないサービスだと感じました。

20代女性・新潟県在住

仕事で車が必要になり、日産「モコ」をニコリースで半年契約したことがあります。料金が安かったのと口コミが良かったのが決め手でした。車が少しボロボロだと感じたので、違う車種にすれば良かったと後悔したものの、安くて便利に使えた点は満足しています。

2：ニチゴカーリース

出典：ニチゴカーリース

※2024年4月8日時点の情報

「ニチゴカーリース」は、最短3営業日での納車が可能というスピーディーさが魅力の短期カーリースです。軽自動車や軽バン、コンパクトカー、ミニバン、福祉車両など、利用できる車のタイプが豊富で、用途や希望に合わせて選びやすいでしょう。

3ヵ月パック利用でそのまま継続する場合、契約は1ヵ月単位で自動更新され、解約希望日の30日前までに連絡すれば解約金0円で中途解約ができます。初回にパック料金と預かり金でまとまった費用がかかる点には注意が必要です。

〈実際にニチゴカーリースを利用した方の口コミ〉

50代女性・京都府在住

コロナ禍の影響で新車が届くまで時間がかかったので、ニチゴカーリースを半年利用しました。車は2022年式のスズキ「ワゴンR」で以前乗っていたことがある車種なので乗りやすかったです。初期費用が10万円かかり、月額は20,000円程度でした。短期で車を使えて本当に助かりましたが、せっかくなのでほかの車にチャレンジしても良かったかなと思っています。

70代男性・大阪府在住

新車を購入したのですが、納車までのつなぎで半年だけニチゴカーリースを利用しました。車はワゴンでよく整備されていました。すぐに納車してもらえたのと料金が月20,000円弱で安かった点は満足しています。とはいえ短期の利用は割高。1年以上の契約にしてもっとお得に利用してもよかったかなと思いました。

3：GPカーリース

出典：GPカーリース

※2024年4月8日時点の情報

「GPカーリース」は、走行距離制限なしの短期カーリースです。カーリースでは一般的に、走行距離の上限が月間1,000～2,000km程度に設定されており、それを超えた場合、契約満了時に超過料金を支払う必要があります。GPカーリースなら、制限を気にせず遠出や旅行を楽しめます。

料金プランは3種類。低年式・過走行車をメインとした月額16,500円の500円プラン、比較的年式の新しい車をメインとした月額19,800円の600円プラン、走行距離が少なめのコンパクトカーや軽貨物をメインとした月額23,100円の700円プランがあります。

〈実際にGPカーリースを利用した方の口コミ〉

40代男性・長崎県在住

通勤で車を使いたくて、体力的にも費用的にも公共交通機関やほかの方法よりも良さそうと思い、GPカーリースでホンダ「N BOX」を半年ほど利用しました。リース料金が安く、また、車も室内や外装がとてもきれいで快適に過ごせました。使い勝手も乗り心地も良かったので、もう少し長く乗り続けられたらいいなという気持ちもありました。

20代女性・千葉県在住

知人がGPカーリースを利用していて信頼感があったので、半年ほどホンダの車を利用しました。車は維持費がかかると知人に相談したら、短期カーリースの話を聞いてコスパが良さそうと思ったんです。気になっていた車を手軽に試せて、店舗に行かなくても対応してもらえたし、維持費を気にしなくていいので、満足しています。

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半年だけ車が必要なら短期カーリースがおすすめ！その理由とは

〈半年だけ車が必要な場合の選択肢〉

半年だけ車を使いたい場合、新車や中古車の購入、短期カーリースのほか、カーシェアリングやレンタカーといったサービスも選択肢に入ります。それぞれの特徴は上の表のようにまとめられます。

この中で、短期カーリースをおすすめするのは、比較的安い料金で利用でき、さまざまな手続きの手間がかからないからです。カーシェアリングやレンタカーに比べてマイカーのように車を使いやすく、購入よりも手軽に車を持てる点で、半年だけ車を必要とする方に短期カーリースは向いているといえます。

短期カーリースのメリットについては次項で詳しくご紹介しましょう。

カーリースを半年だけ短期利用するメリット5つ

長期出張や新車の納車待ちなど、半年だけ車が必要というときにどの方法が自分に合っているのか迷うこともあるでしょう。前項で短期カーリースがおすすめの理由を確認しましたが、具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しくご紹介します。

メリット1：カーシェアリング、レンタカー、購入よりも割安

半年だけ車に乗る場合、短期カーリースはほかの方法に比べてコストを抑えやすいのが最大のメリットです。車を使う頻度にもよりますが、カーシェアリングやレンタカーは利用の度に予約や返却の手続きがあるうえ、時間や1日単位での料金設定なので労力も費用もかかりがちです。また、車を購入するとなると中古車であってもまとまった費用がかかります。

一方、カーリースであれば契約期間中、月20,000円程度からの定額料金で好きなときにマイカーのように使えます。

メリット2：購入に比べて初期費用が抑えられる

車を購入する場合、税金や登録諸費用などで車両本体価格の10～20%程度の初期費用がかかります。現金一括購入をすれば、100万円以上の大きな費用がかかることがほとんどです。

カーリースなら、初期費用を抑えて車に乗り始められます。上でご紹介した短期カーリースでは、車両敷金や預かり金として数万円がかかるサービスもありますが、返却時の車両に問題がなければ返金されるケースも少なくありません。

新車を購入して納車待ちのあいだや転勤での引っ越し後など、出費の多いタイミングで半年だけ車を必要とする機会も多いので、初期費用を抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。

メリット3：手間がかからない

短期カーリースは、さまざまな手間がかからないのも魅力です。カーシェアリングやレンタカーの場合、利用の度に予約や返却の手間がかかります。また、車を所有すると、税金の支払いや車検・メンテナンスなど、すべて自分で管理して行う必要があります。

その点、カーリースは契約期間中、マイカーのように自由に車を使えます。税金はリース料金に含まれることが多く、短期カーリースであれば車検・メンテナンスの機会はほとんどないので、楽に車を持てる方法といえるでしょう。

メリット4：納車が早め

短期カーリースで取り扱っているのは中古車がほとんどなので、早めの納車に対応してもらえるのも大きなメリットです。急な転勤や新車の納車までのつなぎで、どうしても短期的に車が必要という場合も、短期カーリースなら最短数日というスピーディーさで車を手配してもらえます。

ただし、納車が自宅ではなく店舗であることが多い点に注意しましょう。

メリット5：自家用車ナンバーで利用できる

カーリースで利用する車は、自家用車と同様のナンバープレートが付与されます。カーシェアリングやレンタカーの場合、貸渡用を表す「わ」や「れ」ナンバーの車を利用することになり、見た目で借りた車だとわかってしまいます。一方カーリースなら、周りの方から購入した車ではないと思われる心配がありません。

カーリースを半年だけ短期利用するデメリット5つ

半年だけ車に乗るのに短期カーリースはおすすめの選択肢ですが、利用前に知っておきたい注意点もあります。予期しない出費や制約によって、理想のカーライフとのギャップを感じないためにも、以下で短期カーリースのデメリットを確認してみましょう。

デメリット1：選べる車種が限られる

短期カーリースで取り扱っているのは中古車であることがほとんどです。長期カーリースであれば、購入する場合と同じように好きな新車を選んで乗れますが、短期カーリースではリース会社が在庫として持っている中古車の中から乗りたい車を選択します。

在庫は限りがあるので、必ずしも好みの車に乗れるわけではありません。また、中古車の場合、1台ずつ状態が異なるため、できる限り在庫や実績が豊富な信頼できるリース会社を選びましょう。

デメリット2：保証金を求められることが多い

リース会社によって異なりますが、契約時に保証金を求められるケースがあります。返却時、車の状態が悪い場合、保証金は車両を元の状態に戻す原状回復のための費用にあてられます。保証金の相場は、20,000～50,000円程度です。なお、車に特に問題がなければ返却の際に保証金は返金されます。

利用前に、保証金や最初にかかる費用、月々の料金など、トータルでどのくらいかかるのかを試算し、比較したうえでリース会社を選ぶことをおすすめします。

デメリット3：乗り始めの手続きが煩雑になりやすい

短期カーリースでは、車庫証明書の提出や審査、保険の加入など、手続きが煩雑になることがあります。それらの手続きが不要なカーシェアリングやレンタカーと比べると、手間や時間がかかることを面倒に感じる方も少なくないでしょう。

しかし、車を購入するときに比べれば、カーリースではほとんどの手続きがオンラインで完結するため、スムーズに乗り始められます。納車までに早くても数日かかると想定し、スケジュールに余裕を持って申し込むようにしましょう。

デメリット4：返却時に費用がかかる可能性がある

先述のとおり、カーリースでは返却時の車の状態によって、原状回復費用が請求されるケースがあります。また、決められた走行距離の上限をオーバーした場合は、超過料金が請求されることも。

走行距離は、月や年単位で上限が設定されています。しかし、契約の全期間の総走行距離がオーバーしていなければ問題ありません。長期カーリースなら遠出の多い月とあまり車を使わない月があれば調整できますが、短期間では調整が難しい可能性もあります。

長距離運転の機会が多い方は、走行距離制限のない短期カーリースの利用も検討してみましょう。

デメリット5：長期カーリースのほうがお得なケースも

上でご紹介した口コミにもありましたが、短期カーリースを利用し、車を手放したくないという気持ちになる方も少なくありません。また、車が度々必要になったり、必要な期間が延びて延長を繰り返したりすることもあります。

このように、利用が複数回や長期にわたる場合、短期カーリースでは割高になってしまうケースも。車を長く使う可能性があるのなら、長期カーリースのほうがお得だと感じるかもしれません。なぜなら、長期カーリースでは自分だけのために用意された新車を、月々10,000円台からの定額料金で利用できるからです。

車の使い方や料金、ライフプランも考慮し、自分に合う方法を選択しましょう。

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半年だけの短期カーリースと1年以上の長期カーリース、どちらがお得？

もし車を1年以上利用する可能性があるのであれば、長期カーリースのほうがお得な可能性があります。状況や希望、ライフプランに合わせて最適な選択ができるよう、短期カーリースと長期カーリース、それぞれ向いている方について詳しく見ていきましょう。

短期カーリースが向いている方

長期カーリースと比較して、短期カーリースには上の図のようなメリット・デメリットがあります。以下では、短期カーリースに向いている方の特徴を3つご紹介します。

「半年だけ車が必要」など期間が決まっている

長期の出張や帰省、新車の納車までのあいだなど、車が必要な期間が明確に決まっている場合、短期カーリースは最適な方法です。期間が終われば車を返却するだけなので、買取業者を探す手間も省けます。

車をできる限り早く手に入れたい

急な転勤や家族の入院・通院など、すぐに自由に使える車が必要なとき、短期カーリースは便利なサービスです。審査なしでスピーディーに手続きを進められるリース会社もあり、最短数日程度で車に乗り始められます。

気になる車種を試してみたい

短期カーリースは、中古車メインではありますが、1ヵ月からお試し感覚で気になる車種を利用できます。販売店での1回の試乗では、乗り心地はわかりにくいものですが、実際に生活の中で乗ってみると必要な機能や好みがつかみやすいでしょう。欲しい車が見つかるまで、短期カーリースでつなぐのもひとつの方法です。

長期カーリースが向いている方

短期カーリースと比べて、長期カーリースには上の図のようなメリット・デメリットがあります。以下では、長期カーリースが向いている方の特徴を3つご紹介しましょう。

初期費用や月々の支払額をできる限り抑えたい

カーリースの料金は、契約期間中にかかる費用を契約月数で割って算出されます。そのため、一般的に初期費用は不要で、月額料金は契約期間が長いほど安く抑えやすい仕組みです。最初に50,000円程度、月々20,000円程度かかる短期カーリースに比べて、初期費用0円、10,000円台からという長期カーリースは、乗り始めや月々の出費を抑えたい方に最適でしょう。

好きな新車に乗りたい

短期カーリースでは選べる車両は中古車がメインですが、長期カーリースなら最新機能を搭載した新車を選べます。新車なので、すぐに故障する心配も少なく、愛車とのカーライフを長く楽しめるでしょう。購入した場合と同じように、メーカーオプションやディーラーオプションを選べるのも大きなメリットです。

長期的に利用する可能性がある

短期カーリースを利用しても、結果的に延長したり、複数回利用を繰り返したりする可能性がある場合は、初めから1年単位の長期カーリースを利用するほうが向いています。費用を抑えて新車に乗れる長期カーリースのメリットを考慮して、短期カーリースと比較するといいでしょう。

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半年ならカーリースがお得！ただし希望や状況に合った期間設定が大切

半年だけ車に乗りたい方に、カーリースは手間や費用のかからない、おすすめの選択肢です。しかし、短期カーリースでは中古車しか選べないことがほとんどで、車が自分のものにはなりません。長期契約であれば、好きな新車にお得な月額料金で乗れるうえ、最終的にマイカーにできるプランもあります。

一定期間だけ車が必要と思っていても、いざ車を使ってみると手放せなくなる方も少なくありません。自分のライフスタイルや希望に合わせて契約期間を選び、理想のカーライフを手に入れましょう。

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※この記事は2024年4月時点の情報で制作しています