自社審査のカーリースなら車を持てる？人気5社と利用者の声や注意点を紹介

自社審査のカーリース人気5選とサービス比較

審査通過率の高い自社審査のカーリースなら、カーローンや一般的なカーリースの審査に通らない方も車を持てる可能性があります。しかし、実際に利用するとなると、どのリース会社が自社審査を行っているのかわかりにくいものです。また、リース会社によってサービス内容も異なります。

そこで、以下では人気の自社審査のカーリース5社*1の特徴やサービスを比較してみましょう。

カーマイン

※2023年12月17日時点の情報

「カーマイン」は、自社ローンや自社リース専門の中古車販売サービスで、20歳以上の方が申込み可能です。独自の審査で、結果は最短当日にわかります。契約満了時、リース料金を1回分追加で支払うと、リース車両をマイカーにできる「プラスワン」も魅力です。

AUTO FACE

※2023年12月17日時点の情報

「AUTO FACE」は、総額200万円までと利用の範囲が決まっている自社リース「ゼロワンリース」を提供しています。保証人不要で、運転免許証さえあればどなたでも審査を受けられます。審査結果は当日あるいは翌営業日。契約満了時にそのまま車を所有できるのが特徴です。

JMS

※2023年12月17日時点の情報

「JMS」は、審査通過率95%をうたう自社リースです。頭金0円、保証人不要で、収入が少ない、借金があるといった理由でローン審査に通らない方も申込み可能。希望に合う車をオークションで探し、整備工場で車両をチェックしたうえで、新品タイヤに履き替え、車検2年付きで納車されます。

カーマッチ

※2023年12月17日時点の情報

「カーマッチ」は自社ローン専門店で、店舗数、販売台数、取扱車種において自社ローン業界1位をうたっています。自社ローンの審査通過が難しい方に向けて、頭金を貯めるあいだ車を借りられる「カーマッチ チャレンジリース」を提供。毎月店舗でリース料金の支払いが必要な点に注意が必要です。

KANAYELL

※2023年12月17日時点の情報

「KANAYELL」は、お客様満足度No.1をうたう自社ローン・自社リースです。独自の審査とIOTデバイスの採用によって、高い審査通過率を実現。一般的なカーローンやカーリースに比べて、価格は少し高めであるものの、きちんと整備・クリーニングされた車両に乗れます。

気軽に審査を試してみる！

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、カーローンやほかのカーリースの審査に落ちた方の利用実績も多いカーリースです。しかも頭金0円、月々10,000円台から新車に乗れます。サービス開始から5年で20万人以上が申し込んだ定額カルモくんで、まずは気軽に「お試し審査」をしてみませんか？

*¹ 2023年12月17日時点における「カーリース 自社審査」のGoogle検索結果で表示された自社リースのサービスサイト上位5社

自社審査なら絶対通る？その特徴やほかのカーリースとの違い

自社審査のカーリースは、一般的なカーリースと比較して、審査に通りやすいのが魅力ですが、なぜ審査通過率に違いがあるのでしょうか。以下では、その特徴や審査で見られるポイントの違いについて確認してみましょう。

自社審査のカーリースの特徴

自社審査のカーリースでは、リース会社が独自の基準で審査を行っています。その最大のメリットは、信販会社を通さないため、一般的なカーリースやカーローンに比べて審査に通りやすい点です。加えて、審査がスピーディー、納車までの期間が短めといった特徴のもあります。

そのため、過去に金融事故を起こした方や年収の低い方、雇用形態が不安定な方など、審査で不利になりやすい方、過去に金融機関の審査で落ちた経験がある方、急いで車が必要な方にとって、魅力的な選択肢といえるでしょう。

一方で、自社審査のカーリースでは、選択できる車が中古車に限られるケースが多く、新車や高級車の利用が難しい場合もあります。また、契約可能な期間が短めであることから、リース料金が一般的なカーリースより高めに設定される傾向があります​​​​。

一般的なカーリースとの違い

一般的なカーリースでは、信販会社を通して審査が行われ、その際に信用情報が照会されます。申込者の支払能力の有無や、過去の債務の履歴が審査で重視される傾向があります。審査でチェックされるのは、信用情報のほか、年収や雇用形態、勤続年数、借入状況などです。

そのため、過去に支払いの遅延や債務整理の経験がありブラックリスト入りをしている方は、審査通過が難しいといえます。

一方、自社審査のカーリースでは、信用情報の照会がされないことが多く、現在の収入の安定性に重点が置かれるので、ブラックリストの方も審査に通る可能性があります。

ただし、審査以外の面で支払いが滞ることへのリスクヘッジをしており、デメリットがあるケースも。次項で詳しく見ていきましょう。

自社審査のカーリースのメリット・デメリットとは？

自社審査のカーリースを検討する際には、そのメリットとデメリットを理解することが重要です。なぜなら、すすめられたままに契約したが、デメリットのほうが大きいことに後で気付いたといった例もあるからです。

以下でメリット・デメリットを知って、自分にとってメリットの大きいサービスかチェックしてみましょう。

自社審査のカーリースのメリット

自社審査のカーリースは、おもに自社ローン専門店で提供されています。自社ローンで購入した場合と比較して、税金やメンテナンス費用といった維持費が月々の支払いに含まれることが多く、車にかかる費用の管理が楽なのが魅力です。

ほかに、自社独自の審査を行うことによって、以下の3つのメリットがあります。

審査に通りやすい

自社審査のカーリースは、一般的なカーリースと異なり、信販会社を通さず自社独自の基準で審査を行います。これによって、信用情報に不利な履歴が残っている状態の方も、審査に通過する可能性があります。

審査時間が早い

自社で審査が完結するため、審査結果がわかるまでの時間が短めです。審査に不安のある方やすぐに車が欲しい方には、待ち時間が短いことは大きな魅力となります。

納車までの日数が短い

自社審査のカーリースは審査時間が短めであることと、在庫として持っている中古車での提供が多いことから、納車までの日数も短い傾向があります。そのため、急いで車を必要とする方にとってメリットの大きいサービスといえるでしょう。

自社審査のカーリースのデメリット

自社審査のカーリースは、メリットの多い便利なサービスですが、利用の際に気を付けたいデメリットもあります。デメリットは、おもに以下の3つです。

利用できる機会が限られる

自社審査のカーリースは、全国対応していないことも多く、対応しているとしても納車費用がかかるケースがほとんどです。また、選べる車は中古車であることが多く、車種も限定的です。さらに、利用できる金額の上限が低かったり、契約期間が短めにしか設定できなかったりする点もデメリットといえます。

利用料金が高い傾向がある

審査に通りやすい分、頭金や保証料が別途必要になることもあり、また、選択できる契約期間が短めのため、一般的なカーリースよりも利用料金が高くなる傾向があります。

遠隔制御装置がつけられることも

支払いが万が一滞った場合に備えて、車に遠隔制御装置がつけられることもあります。支払いが遅れた際に、遠隔でエンジンを制御され、車が突然使えなくなるといった事態も。ただし、支払い確認後には元どおり利用できるカーリースもあります。

審査に不安があってもカーリースを利用できた方の体験談

カーローンやカーリースの審査に落ちても、自社審査のカーリースしか方法がないというわけではありません。一般的なカーリースの審査に落ちた方でも、ほかのカーリースなら利用できたという例は多くあります。

実際に、審査に不安を抱えつつ、カーリースの審査に通った方はどのような経緯で車を持てたのでしょうか。審査通過のコツや車を持つまでの経緯など、以下の体験談*²をチェックしてみましょう。

自社審査のカーリースを利用した方の声

まずは、自社審査のカーリースを利用したことのある方の口コミをご紹介します。

30代女性・福岡県在住

KANAYELLを利用したことがあります。支払いの遅延や借入れがあったことから、通常の審査には通りにくいと思い、少しローンを減らし、頭金を入れて申し込みました。手数料は気になりますが、審査に通らず何社もはしごするより、迅速に審査に通って車を使えたので満足しています。

50代男性・大阪府在住

支払いの遅延が影響したのか、一般的な審査に落ちてしまい、自社審査のカーリースでダイハツ「タント」の中古車を利用したことがあります。借金を繰上返済してから申し込みました。でも、手数料や頭金が必要、支払期間が短いなど、良いことはないなと思い、その後は利用していません。

50代女性・長崎県在住

銀行のマイカーローンの審査を受けたんですが、年収が低いため通りませんでした。審査に通りやすいと思い、カーマッチで安い車種を選び申し込みました。スズキ「ワゴンR」の中古車を月々15,000円で利用しましたが、安いからかサービスとしてはあまり良くなかったですね。

スピーディーに車を持てる点にメリットを感じている方がいる一方、負担が大きくなりがちなところやサービス内容に不満を感じた方もいるようです。とはいえ、一般的なカーローンやカーリースの審査に実際に落ちたり、ブラックリスト入りしていたりする方も、車を持てる可能性があることがわかります。

一般的なカーリースで車を持てた方の声

審査に不安があったものの、一般的なカーリースを利用できたという方も実際には少なくありません。体験談をご紹介しましょう。

40代女性・和歌山県在住

新車なのに月々10,000円台から利用できると聞いて、カーリースに興味を持ちました。でも、借入れがあったからか、カーリースの審査に落ちてしまって。借入れを減らし、安いプランにしてほかの一般的なカーリースに申し込んだら通りました。車種が豊富で、ボーナス払いがないのがいいですね。ただ、車を自分名義にできない点に不満を感じています。

50代男性・広島県在住

勤続30年、借入れなし、トヨタ「プリウス」で申し込んだのですが、カーリースの審査に通りませんでした。車種を変更してホンダ「フィット」にし、連帯保証人をつけてほかのカーリースに申し込んだところ、利用できました。審査はスピーディーで簡単でした。

30代女性・福岡県在住

トヨタ「カローラスポーツ」で申し込んだら、審査に落ちました。勤続年数1年程度で、借入れが100万円あったのが原因かなと思います。借入れを減らし、別のカーリースで月々30,000円くらいのプランに申し込んだら通りました。手続きがスムーズでよかったです。

このように、借入れや年収が原因でカーリースの審査に落ちても、ほかのカーリースの審査に通っている例は多くあります。ただし、安いプランに変更する、借入れを減らすといった対策を講じていることがわかります。

一般的なカーリースであれば、好きな新車にお得な料金で乗れます。そのうえ、実績も多く安心して利用できるところを探しやすいので、審査に不安がある方も、まずは一般的なカーリースの審査を受けてみることをおすすめします。

申込実績20万人以上！まずは試してみる

業界最安水準の「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、審査に通りやすい最も安いプランで審査に通るか試せます。結果は最短即日。通過後、審査に通る範囲のプランを提案してもらい、選び直すことも可能です。まずは試しに、こちらから希望を伝えてみましょう。

*² クラベルさん編集部が、自社審査のカーリースを利用したことのある方、および1度カーリースの審査に落ちたがほかの一般的なカーリースを利用できた方を対象に行ったチャット調査ツール「Sprint」を用いたインターネット調査を基に掲載

カーリースの審査で気を付けたいポイント

自社審査であっても、信販会社を通す審査であっても、カーリースの審査を受ける際、事前に気を付けておきたいポイントがあります。知らずに申し込むと、想定外の結果となったり、必要以上に費用がかかってしまったりすることも。そこで、カーリースの審査で大事なポイントをご紹介します。

連帯保証人や保証料を求められることがある

自社審査のカーリースでも、年収が低い、借入れが多いなど、支払能力に不安がある場合、連帯保証人を求められるケースがあります。連帯保証人は、利用者と同等の支払義務を負うため、配偶者や親といった親族に依頼するのが一般的です。車が必要な理由や支払いの計画について、しっかりと説明し、お願いするようにしましょう。

また、リース会社によっては保証料の支払いが必要な場合もあり、乗り始めの負担が大きくなる可能性があります。

借入れが多いと通りにくい場合も

カーリースの審査では、借入額が多いと審査通過が難しくなる可能性が高まります。例えば、住宅ローンの返済中であったり、金融機関からほかの借入れがあったり、クレジットカードのキャッシングを利用していたりする場合などは、審査に通りにくくなります​​。

そのため、多額の借入れがある方は、審査の前に完済、あるいは一部返済をしておくことをおすすめします。

年収が高くても審査に必ず通るわけではない

カーリースの審査では、年収が200万円以上あるかどうかが通過のひとつの目安とされるといわれています。しかし、年収が高いからといって、必ずしも審査に通過するというわけではありません。

カーリースの審査は、年収のほかに職業や勤続年数、借入れ状況など、総合的にチェックされます。それは、自社審査のカーリースでも同様です。例えば、年収1,000万円であっても、転職してすぐで年間の返済額が500万円という場合、継続的な支払いが難しいと判断されるケースもあります。

安いプランのほうが通りやすい

カーローンでもカーリースでも、月々の支払額が安いほうが審査では有利になる傾向があります。なぜなら、審査対象となる金額がより低いからです。そのため、できる限り安い車種や安いプランを選ぶことで、審査に通りやすくなるといえます。

ただし、審査に通るためにニーズに合わない車を選んだり、必要なオプションをつけなかったりすると、後で出費がかさむこともあります。契約前に改めて、自分に最適なプランかどうかは確認しましょう。

まずは一般的なカーリースの審査から受ける

前項で口コミをご紹介しましたが、カーローンやカーリースの審査に1度通らなかった経験のある方でも、一般的なカーリースを利用できる可能性はあります。自分の状況を見直したうえで、収入に見合ったプランを選択する、借入れを返済するといった対策によって、審査に通ることは十分にありえます。

自社審査のカーリースは、車種が限られたり、料金が高めに設定されていたりするケースもあるので、まずは一般的なカーリースで希望の新車を利用できるか、チェックしてみるといいでしょう。

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自社審査のカーリースの利用手順

自社審査のカーリースは、一般的なカーリースの審査と比べて審査に通りやすいとされていますが、利用手順に大きな違いはありません。ただし、取扱車種が中古車メイン、独自の審査を行うといった自社審査のカーリースの特徴によって、納車までの手続きに異なる部分もあります。

以下では、自社審査のカーリースの利用手順について見ていきましょう。

1：車探し

まずは希望の車や装備、月々の予算を決めます。乗り始めにいくらまで支払いが可能かどうかも把握しておきましょう。自社審査のカーリースでは、多くの場合、中古車がおもな選択肢になります。希望や予算にぴったりの車が見つからない可能性もあるので、優先順を決めておくことも大切です。

2：問い合わせ・仮審査

気になる車やリース会社が決まったら、販売店に問い合わせます。電話やメール、LINEで受け付けている店舗もありますが、このときに仮審査申込みに進むケースもあります。車への希望や予算、用意できる頭金の額などを伝えておくと、その後の手続きがスムーズに進みやすいでしょう。

3：相談・オークション入札

仮審査の後、在庫車の中から希望に近い車について店舗と相談します。在庫車に合うものがない場合、利用者に代わりオークションでぴったりの車を探し、入札を行う販売店もあります。

なお、対面だけでなく、オンラインで相談が可能な販売店もあります。契約までにどの程度の手間がかかるのかも事前にチェックしておきましょう。

4：契約

リース契約の前に、車両の点検・整備が行われます。車の状態に納得のうえ、月々の支払額や連帯保証人の有無、納期などの確認をして契約となります。このとき、中古車なので細かい傷までしっかりと確認し、車の使い方の制約や、月額料金以外にかかる費用など、利用条件を把握しておくことが大切です。

5：納車

契約手続きが完了したら、いよいよ納車です。納車前、早めに自動車保険（任意保険）の加入あるいは車両入替の手続きを行っておくと安心です。

納車の際に店舗に行く必要があるかどうかは販売店によるので、契約の前に確認しておきましょう。

自社審査の前に一般的なカーリースで審査を試すのもおすすめ

自社審査のカーリースは便利ですが、デメリットも存在します。そのため、不安を感じる方は、まず安いプランで一般的なカーリースの審査を受けることをおすすめします。実際、カーローンやカーリースの審査に落ちた方が、一般的なカーリースの審査に通過している例もあるからです。

一般的なカーリースなら、全国展開しておりオンラインだけで手続きが完結するところも多くあります。また、好きな新車を選べるのも大きな魅力です。まずは幅広い選択肢から、車を持てる可能性を探ってみましょう。

※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています