【ジャンル別】ミステリー系アニメおすすめ36選 自分好みの設定・雰囲気で探そう

一口にミステリーと言っても、探偵が登場する王道推理モノもあれば、アクション要素が高いもの、SFを取り込んだものなど作品ごとに特色が異なります。

そのため本記事では、以下のようなジャンルとしてミステリー作品を分けています。ご自身の好みに近いものを探してみてください。

王道系ミステリーアニメの魅力は謎を解決する流れにあります。犯人の緻密な計画が謎を呼び、それを主人公が解き明かしていく。推理小説さながらのドキドキとハラハラ感が楽しめるのです。

そんな王道系ミステリーアニメをお探しなら以下にご紹介する作品をご覧ください。

『名探偵コナン』といえば言わずと知れた王道ミステリーアニメ作品。民放でも長年放送され続けており「小さいころ観てたなぁ」という大人の方も多いでしょう。

そんな『名探偵コナン』の魅力はしっかり練られた事件の謎と素敵なキャラクターたちにあります。事件が起きて謎が生まれ、その謎を辿って犯人を見つけるストーリー展開は刑事ドラマさながら。その犯人の生い立ちや心情に思わず同情してしまうこともあるでしょう。

登場キャラクターもみな魅力的で、恋に悩んだり複雑な感情を誰かに持っていたりします。小さいころ観ていた方も大人になってから観るとまた違った目で『名探偵コナン』が楽しめるかもしれません。

『名探偵コナン』と並んで語られることの多い、青山剛昌作品の『まじっく快斗』。もともと『名探偵コナン』よりも先に連載が開始された長寿作品です。

マジック好きな高校生・黒羽快斗は、8年前に事故死したマジシャン・黒羽盗一の息子。ひょんなことから、世界的な大泥棒・怪盗キッドの衣装を見つける。

その衣装が縁となり、かつて盗一の付き人をしていた寺井黄之助に出会ったがどうやら怪盗キッドの正体は盗一で、盗一が事故ではなく殺されたのだと知ることに。快斗は盗一を殺した人物を探すべく、自らが「怪盗キッド」となることを決意して……!?

舞台となる世界観は『名探偵コナン』と共通。こちらでは快斗が父親の死の謎を追い求めるべく、怪盗キッドとしての活動を繰り広げています。本作は『名探偵コナン』以上にギャグシーンも多くありますが、ミステリー要素も健在。『まじっく快斗』単体でも楽しく視聴できます。

キッドの正体がばれないかどうかのハラハラ感や、父親の死の謎にどこまで迫れるのかにも注目。

『金田一少年の事件簿』は週刊少年マガジンで1992年に連載を開始しました。主に20代から30代の男性が読者層とあり『名探偵コナン』よりも大人向けの作品となっています。

アニメ内の描写もよりリアルさがあるため「小さいころに観てトラウマになった……」という人も。そんな金田一少年の魅力は謎解きもリアルなこと。作品内に伏線が散りばめられており、視聴者も実際に推理ができる作品となっています。

『氷菓』の原作は米澤穂信著の同名推理小説。主要な登場人物や物語の流れはほぼ原作通りとなっています。そのため、小説『氷菓』のファンでアニメ作品が好きな方なら楽しめること請け合いです。

映像美もアニメ版『氷菓』の魅力。作画や色彩の美しさはアニメ作品だからこそ。ほのぼのミステリーや美しいアニメ作品をお探しの方はぜひ『氷菓』をチェックしてみてください。

『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』は森博嗣著のミステリー小説が原作。第1回メフィスト賞を受賞し、彼のデビュー作となりました。

テレビアニメのほかドラマやゲーム化もされるなど注目を集めたこちらの作品。その理由はストーリー性の高さに他なりません。謎が謎を呼び、視聴者も謎という糸にどんどんと絡めとられていくような感覚を覚えるほど。

アニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』を観終わったら原作小説のほうも読めば、よりどっぷり森博嗣の世界に浸れるでしょう。

江戸川乱歩の没後50年という区切りに作られた本作。江戸川乱歩の小説に登場する人物や事件を現代風に描き直したのがアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』の特徴です。

人間椅子、影男、芋虫、そして怪人二十面相。江戸川乱歩の魅力的かつ狂気的な犯人たちが生き生きと描かれているのも作品の見どころのひとつ。江戸川乱歩が好きな人、古典ミステリーに興味がある人はぜひご覧ください。

ミステリーアニメといえば探偵ものが多いですが、こちらは弁護士が主人公というちょっと珍しい作品です。内容は弁護士が真相解明のため被告人の発言の矛盾を突いていく正統派ミステリー。

そんな『逆転裁判』は同名のコンピューターゲームが原作です。ゲームの内容をそのままアニメ化しているため、ゲーム作品をプレイ済みの方なら「ああ、このお話ね！」と楽しみながら視聴できるでしょう。

近未来や宇宙などを描いたSF系作品はいつか起こりそうなリアリティと、いま現在では起こりえない現実離れしたストーリーがマッチした独特の世界観を楽しめます。王道ミステリーアニメに飽きた方はSF系ミステリーアニメで新たな世界に踏み出してみてはいかがでしょうか。

『PSYCHO-PASS』はシュビラシステムに「犯罪者予備軍」あるいは「死刑相当の犯罪者」とみなされた人物は問答無用でドミネーターと呼ばれる銃器で処分されます。

上記の内容からグロ要素も含まれますが、それだけで終わらないのが本作の凄いところ。管理された社会の是非と生きることそのものに対する疑問を投げかけてくるストーリー性の高さも魅力です。

作画も素晴らしく、人間の身体的な動きをリアルに描いているのが特徴。リアル派ミステリーアニメが好きなら『PSYCHO-PASS』は見逃せません。

タイムリープというSFの王道パターンながら、しっかりミステリーとしても描かれているのが本作の見どころ。ある事件をきっかけに連続誘拐殺人事件を解決すべく動く悟ですが、簡単に物語は終わりません。

犯人を捕まえるべくさまざまな罠や思考を凝らす様子はミステリーの面白さが詰め込まれています。また、人との関わりのなかで紡がれる絆とそれを奪われる恐怖も本作の見どころ。

SF要素、ミステリー要素、感動要素。『僕だけがいない街』はこの3つすべてを満たした名作です。

『STEINS;GATE』の見どころはストーリー性の高さにあります。タイムリープにより未来が変わる話は多くありますが（代表例といえばドラえもん）、『STEINS;GATE』もまた過去改変により世界を揺るがすほどの悲劇を引き起こしてしまうのです。

しかし問題はタイムリープによる改変だけではありません。謎の組織に追われたりラボのメンバーが命がかかっていたりと問題は山積み。その問題をどう解決していくのか、主人公の動向に目が離せません。

心はどこにあるのか。それはいまだ解決されていない謎です。Ergo Proxy（エルゴプラクシー）はそんな人間の根源的な疑問について追究していくストーリー。

作品は一貫してダークな雰囲気で鬱々とした展開が続きます。観る人を選ぶ作品ではありますが、ハマる人にはとことんハマるでしょう。

難しいテーマなだけあり一度観ただけでは理解しきれないという声が多数聞かれるほど難解な作品でもあります。人間とは何かをじっくり考えたいときにぜひご覧ください。

近未来の東京を描いた『UN-GO』の原作は1950年（昭和25年）に雑誌『小説新潮』で連載された『安吾捕物帖』というミステリー小説です。原作は明治時代中期を描いていますが、アニメ化にあたり近未来の東京に書き換えられました。

同作を原作とした作品は多く、アニメだけでなくドラマ化や漫画化もされています。

時代に応じて描かれる背景が変わるのが『UN-GO』の見どころ。アニメだけでも十分楽しめますが、原作小説と見比べてみると違いが比較できてより深く作品を楽しめるでしょう。

本作の監督は『Fate/zero』で有名なあおきえい。静と動のバランスが素晴らしい監督で、『ID：INVADED』でもその実力を遺憾なく発揮しています。

あおきえい監督はインタビューでダークヒーローが描きたかったと語っており、そのヒーロー像とSFを合わせて描ける脚本家として抜擢されたのがミステリー作家の舞城王太郎でした。

ファンの多い監督と脚本家がタッグを組んだ本作は、ミステリーアニメファンなら見逃せない作品となっています。

ミステリーと意外に相性がいいのがホラー要素です。ホラーとミステリー双方のハラハラ感が合わさり、より引き込まれるストーリー展開を楽しめるのがホラー系ミステリーアニメ作品の魅力。

この記事ではそんなホラー系ミステリーアニメ作品おすすめ7選をご紹介します。

一見するとほのぼのアニメのような可愛らしい絵柄とキャラクターたちですが、物語が進むごとに雰囲気が変わっていきます。徐々に迫りくる狂気に身を震わせる主人公を観ていると、こちらまで恐怖を感じてしまうほど。

『ひぐらしのなく頃に』は全6シリーズが公開されており、各シリーズごとにメインキャラクターが変わっていきます。視点が変わることで徐々に謎が解明されていくのでぜひ全シリーズをチェックしてみてください。

『心霊探偵八雲』はNHK・総合ビジョンで放送された全年齢向けホラーミステリーです。グロテスクな描写がないので怖いのが苦手な方やお子様でも安心。

原作は神永学（かみながまなぶ）著の小説「心霊探偵八雲」シリーズです。累計発行部数700万を越える人気小説でシリーズ数は全12巻。テレビアニメ版はそのなかから4つの話を元にしたオリジナルストーリーとなっています。

大人も楽しめるストーリー性の高さから、アニメだけでなくテレビドラマや漫画、舞台などさまざまなメディアで発表されている『心霊探偵八雲』。ホラーミステリーに興味がある方にぜひ読んでほしい作品です。

人口わずか1,300人、外と繋がる道は国道1本という小さな村・外場村。地続きでありながら周囲から孤立しているこの村はいまだ土葬の風習が残っていた。

そんな外場村である日3人の死体が見つかる。医者はその死に若干の違和感を覚えつつも、事件性なしとして通常通り手続きを行った。しかしそれ以降村人の死が相次ぎ……。

小野不由美の同名小説が原作のアニメ作品。原作は上下巻で1000ページ以上もの長編作品となっており、150人ものキャラクターについても細かく設定されています。

作り込まれた設定こそが『屍鬼』の見どころ。緻密に練られた魅力的で個性あふれるキャラクターと絶妙なグロさ加減が恐怖を湧き立てる、ホラー系ミステリーファン必見の作品となっています。

現代社会に生きる人間の闇を描いた本作。原作および総監督は「虚構と現実の混淆」と評される今敏（こんさとし）で『妄想代理人』も彼の作風を色濃く反映した作品となっています。

あやふやな世界で繰り広げられる事件の数々に翻弄されながらも身につまされるような感覚を覚えるのは、私たちが物語のキャラクターたちと同じく多かれ少なかれ心に闇を抱えて生きる現代人だからでしょう。

『ダンガンロンパ』はシリーズ化された人気アニメ作品です。特徴はハイスピードかつ意表を突くストーリー展開。ワクワクしながらやってきた新入生の面々が突然絶望に叩き落とされたり、突然学園長が爆発してみたり……。

とにかく息つく暇もないほどのスピーディーさに目が離せなくなること請け合いです。

『地獄少女』は和装の主人公がパソコンを扱うなど古風と現代風を掛け合わせた新たなホラー作品です。ストーリーは基本1話完結ですが、物語後半になると主人公の閻魔あいが地獄少女になった事件を読み解く展開となります。

作品の雰囲気としては、ホラージャンルではあるものの幽霊の怖さより人間の怖さがメイン。じっとりまとわりつくような怖さを感じられるホラーミステリー作品です。

ファンタジー（空想）といえばミステリー（論理）の対極にあるイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、アニメであればファンタジーとミステリーを合わせて描くことも可能。むしろ対極に存在するからこそ無限の世界観を表現できるのです。

この記事ではそんな現実に囚われないファンタジー系ミステリーアニメのおすすめ作品をご紹介します。

とある大国の、帝の妃たちが住む後宮。そこで下働きをする猫猫は、ある日帝の御子たちが短命であることを知る。興味本位でその理由を調べ始めた猫猫は、美形の宦官・壬氏によって帝の寵妃の毒見役に任命されたことをきっかけに、多くの事件を解決していく。

「ハガレン」の略称で親しまれている、荒川弘の同名マンガが原作。「ダークファンタジー」とされていますが、暗くなりすぎない作風で長年支持されている少年まんがの金字塔。

幼い頃から錬金術の修業をおこなっていたエドワードとアルフォンスの2人兄弟。しかし、流行り病で亡くなってしまった母を生き返らせようと試みて失敗。エドワードは右腕と左足を失い、アルフォンスは魂を機械の鎧に憑依させた状態になった。

兄弟たちは失った肉体を取り戻すため、錬金術の重要な素材となる賢者の石を探す旅に出ることに……。

肉体を失ってもなお互いを想い合う兄弟の絆、そして賢者の石を求めた旅路で待つ出会いと別れ・数多くの戦いのひとつひとつが熱い展開。果たして2人は目的を果たすことができるのでしょうか。

『虚構推理』はタイトルから王道ミステリーのような雰囲気がありますが、内容はファンタジーと恋愛色が強めの作品です。さらに面白いのが推理するのは真実ではなく虚構であること。

人間世界に真実を伏せるため、怪異の世界で起きたトラブルを虚構で解決していくのが本作の見どころです。王道ミステリーとは正反対の立ち位置でありながら第2期の製作が決定するなど多くのファンを魅了してやみません。

『GOSICK-ゴシック-』の魅力は可愛い絵柄とヨーロッパのロマンティックな雰囲気が楽しめること。ミステリーといえばシャーロックホームズや名探偵ポワロなど、ヨーロッパが舞台となる作品が有名です。

『GOSICK-ゴシック-』はそんなヨーロッパミステリーがアニメで楽しめるとあり、ミステリーフリークの人々から支持を集めています。

『神様のメモ帳』はほんわか日常ミステリーです。殺人事件や誘拐事件など恐ろしい話ではなく、友達同士のいさかいや親子喧嘩など、日常のなかでよくある人間関係の問題を解決するストーリー。

観た後に心が温まる。そんなハートフルミステリー作品となっています。

『ACCA13区監察課』の作者は幅広いジャンルを描く日本の漫画家オノ・ナツメ。作品ごとに絵のタッチを描き分ける作者ですが、本作ではオシャレでスタイリッシュな絵柄を採用しています。

さまざまな人物の陰謀や因縁が絡み合い起こる事件と謎。大人な雰囲気も相まって壮大な映画を観ているような気分にさせてくれる作品です。

本作は『未来日記』を手にした天野雪輝が否応なしに命を懸けたサバイバルゲームへと引きずり込まれ、生き残るために奮闘する様子が描かれています。

ミステリー要素とバトルロワイアル要素を掛け合わせた新感覚ストーリーにハラハラさせられること間違いなし。ヤンデレのヒロイン・我妻由乃（がさいゆの）の可愛さからも目が離せません。

魔法使いが住まう世界。『はじまりの樹』の加護を受ける魔法使いの姫・鎖部 葉風（くさりべはかぜ）は歴代最強とも評されるほどの能力を有している。そんな彼女だが同族に裏切られ魔法が使えない無人島に置き去りにされてしまう。

彼女は助けを求め孤島からメッセージを流す。そのメッセージを受け取ったのは妹を殺され悲嘆と復讐に心を埋め尽くされた不破真広（ふわまひろ）だった。

魔法使いというファンタジーど真ん中の設定でありながら殺人事件というリアルな内容を扱った異色のミステリーアニメ『絶園のテンペスト』。派閥争いをきっかけに多くの人を巻き込む狂気となるさまは、ファンタジーとは思えない恐ろしさをはらんでいます。

大人向けのファンタジー作品をお探しの方はぜひチェックしてみてください。

『黒執事』の魅力は古き良きイギリスを感じられる美しいイラストとセクシーなキャラクターにあります。異国情緒あふれる作画は観ているだけでイギリスを旅している気分に。ティータイムなどイギリスならではの風習が垣間見えるのも面白いですよ。

セクシーなキャラクターといえばタイトルにもなっている黒執事＝セバスチャン・ミカエリス。彼の美しさに魅了される女性ファンは多く、公式のキャラクター人気投票で主人公を差し置き1位に輝くなど絶大な人気を集めています。

ほかにも魅力的なキャラクターは多くファンが続出。その反響の多さからドラマCDやWEBラジオ、舞台などさまざまなメディアで公開されています。

殺人事件を題材にしたミステリー作品ではサイコな犯人が登場するパターンも少なくありません。サイコやサスペンス系は事件自体よりも、それを起こす人間の狂気などに焦点が当てられています。

「幽霊や妖怪より、やっぱり人間が一番怖い」。そんなサイコ・サスペンス系ミステリーアニメをご紹介します。

デュッセルドルフのアイスラー記念病院に脳外科医として勤務するテンマは天才的な技術を持つ日本人医師だ。院長の娘と結婚しいずれは院長を継ごうと考えていた彼の元に一人の患者が運ばれてきた。その患者こそが彼の運命を大きく変えるキーパーソンとなる。

脳外科医が主人公でありながら医学漫画ではなくミステリー作品として描いたのが『MONSTER』です。深夜枠でありながら好評を博し、6クールもの長期間にわたって放送されました。

ミステリー作品としての完成度の高さと、作品内に精巧に組み込まれた伏線の数々。ミステリーファンなら1度は観ておきたい名作です。

『DEATH NOTE』は全世界累計発行部数3,000万部を記録した大ヒットミステリー漫画を原作としたアニメ作品です。最初の流れはほぼ原作に沿っており、最終回にかけてアニメオリジナルの流れに変更しています。

月を捕まえるべく動き出した名探偵Lとの心理戦は必見。『DEATH NOTE』を持つ月が有利かと思いきや、持ち前の頭脳で月を追い詰めるL。どちらが勝つのか。そしてどちらが正しいのか。それはぜひアニメ作品を観て自分の目で確かめてみてください。

地方都市で働く産婦人科医・ゴローの前にある日、アイドルグループ・B小町のセンターを務める“推し”のアイドル・アイが現れた。彼女は公にできないある秘密を抱えていて…？2人の最悪の出会いによって、壮絶な運命の歯車が回り始める。

平凡な学生生活を送ろうとしていた主人公・綾小路清隆。しかし徹底した実力主義をポリシーとした名門校の方針により、最底辺クラスにいた清隆はじめDクラスの面々は冷遇されることに……！

実力を持ちながらも敢えて隠している者・我関せずで孤独を貫く者・クラス内でヒエラルキー上位にいる者などの個性的な面々が揃うクラス内で、否が応でも「本気」を出さなければならないときにどんな言動をするのか？

熾烈な争いを制しようと奮闘する清隆らの活躍はもちろん、他クラスに属する面々や学校側との駆け引きの行方が気になる人気シリーズです。

タイムリープものの話として完成された、とある離島を舞台にしたサスペンス。

幼なじみの訃報をきっかけに帰省した慎平は、次から次へと発生する奇怪な事件に巻き込まれていくことに。現れる「影」の存在が慎平たちを翻弄していく。離島何が起こっているのか、その全貌が判明した時の彼らの運命は……？

記憶を消してまた見たい作品として話題となったアニメが遂に配信開始！ 多くを語るとネタバレになってしまうため、あらすじ以外の一切の情報を入れずに見るのがおすすめです。

本作は京極夏彦著の同名小説『魍魎の匣』が原作。原作は1,000ページを超える長編作品ですが、おおむね忠実にアニメ化されており、小説を読んだ人でも満足できる仕上がりとなっています。

登場人物の関口巽や京極堂もイメージ通りに描かれており違和感なくストーリーが楽しめます。不思議な事件に絡めとられていく登場人物たちが京極堂の手で憑き物落としされる瞬間は、原作ファンならグッとくるはず。

主人公の九重新は17歳の男子高校生。頭脳明晰で冷静な性格の彼だが、じつは都庁に爆弾を仕掛けた犯人の一人だった。通称ナインとして活動する彼は、共犯者の久見冬二・通称ツエルブと行動を共にする。

そんな彼らの犯行を目撃してしまった女子高生の三島リサは行きがかり上共犯者となってしまう。彼らが東京に爆弾を仕掛けた理由とは何か、ストーリーを追うごとにその驚きの真相が判明する。

『残響のテロル』の見どころは登場人物たちの細かい心理描写です。ナインとツエルブ、そしてリサ。性格は三者三様ですがそれがうまく噛み合い、互いが互いを必要としていきます。

さらにダークーヒーローとしての顔も持つナインとツエルブ。「この世界に、引き金をひけ。」というキャッチコピーのように、彼らが日本に対して引き金を引く瞬間をぜひご覧ください。

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