日産「キャラバンMYROOM」が2024年夏に発売!非日常を味わえる車中泊コンセプトカー3つのポイント
2023.12.28
本サイトはアフィリエイト広告を含む場合があります。
もくじ
2024年の夏に、日産から「キャラバン MYROOM」が発売されます。商用車の代表的な車種であるキャラバンを車中泊ができる仕様にしたコンセプトカーで、日産は「それはまるで、タイヤがついた部屋でそのまま出かけて憩うことができるクルマ」と表現しています。
先行して注文受付が始まっている期間限定の特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」から、車中泊コンセプトカー「キャラバン MYROOM」の特徴を見ていきましょう。併せて、同じく商用車でありながら、プライベートでのアウトドア利用にも適した2024年春発売のホンダの電気自動車「N-VAN e:」もご紹介します。
【この記事でわかること】
✔車中泊コンセプトカー「キャラバン MYROOM」の3つのポイント
車中泊コンセプトカー「キャラバン MYROOM」の3つのポイント
日産は2022年の東京オートサロンを皮切りに、各種展示会でキャラバンの生誕50周年記念となる車中泊コンセプトカー「キャラバン MYROOM CONCEPT」を発表してきました。
そのたびに市販化を望む声が多くあったことから、「キャラバン MYROOM」として2024年夏に発売することを決定。併せて、先行販売となる期間限定の特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の注文受付を開始しています(2トーンカラーは2023年12月末、モノトーンカラーは2024年1月末まで)。
キャラバン MYROOM Launch editionにおける3つのポイントから、日産の車中泊コンセプトカーの魅力を見ていきましょう。なお、キャラバンMYROOMの詳細は未発表のため、キャラバン MYROOM Launch editionとは仕様が異なる可能性があります。
ポイント1:木目で統一された内装とヘリンボーン生地のベッドでくつろぐ「ベッドルームモード」
出典:日産自動車
一般的な車の内装は合成皮革やパイル地が多いですが、キャラバン MYROOM Launch editionは木目調のパネルをふんだんに使用し、デザイナーズホテルのような空間を演出。インパクトを与えるとともに、まさに部屋同然の落ち着きある仕上がりとなっています。
「跳ね上げベッド」使用時 出典:日産自動車
就寝時はシートアレンジによって、ベッド下にたっぷりの収納スペースも確保されたヘリンボーン生地の上質で柔らかなベッドが出現。ボードを並べて設置する通常仕様の「折りたたみベッド」と、ワンアクションで展開できる架装オプションの「跳ね上げベッド」の2タイプから選択できます。
ポイント2:「リビングルームモード」でドライブの合間での休憩や仕事も可能
出典:日産自動車
キャラバン MYROOM Launch editionには、1つのシートに裏表で硬さの異なる2つのクッションパッドを備えた自動車業界初*となる「2 in 1シート」が採用されています。
リビングルームモードでは柔らかな面を上にしてくつろげるソファとして、ドライブモードやベッドルームモードでは硬めの面で体を支えるシートやベッドマットとして使用できます。モード変更は軽い力で簡単に行えるうえ、「5:5左右分割構造」になっていることで、同じ空間でリビングルームモードとベッドルームモードの両方のアレンジも可能で、それぞれの憩い方を楽しめます。
また、脱着式のスライドテーブルも装備されており、休憩中のコーヒータイムや食事、テレワークなど、自宅リビングと変わらない時間を演出できるでしょう。
*2023年10月現在 日産調べ
ポイント3:特別装備のロールスクリーンで「シアタールーム」にも変身
出典:日産自動車
キャラバン MYROOM Launch editionの最後部には、最大で幅1,170mm、高さ1,000mmのMYROOM特別装備「ロールスクリーン」が収納されています。側面のウッドブラインドを閉めれば、シアタールームとして映画や動画を楽しむことができます。
ディーラーオプションで用意された日産「リーフ」の使用済みEVバッテリーをリサイクルした「ポータブルバッテリー for LEAF」を使用すれば、プロジェクターの使用における電力不足の心配を抑えられます。
一人向けや手軽さを求める方に!2024年春に発売予定の商用電気自動車ホンダ「N-VAN e:」
一人や少人数でキャンプを楽しみたい、手軽に持てるキャンピングカーが欲しいという方は、2024年春に発売予定の商用電気自動車・ホンダ「N-VAN e:」も注目です。
N-VAN e:はキャラバンと同様に商用車として大活躍している「N-VAN」の電気自動車モデルで、最小限の充電回数で都市部や郊外を走れるだけの航続距離を追求。ホンダの次世代コネクテッド技術である「Honda CONNECT」に対応しており、専用アプリから遠隔で効率的に充電することも可能です。
また、センターピラーレス構造により、助手席ドアやスライドドアからの荷物の積み下ろしが楽に行えます。そのため、1人や少人数でキャンプやアウトドアを楽しみたいなど、キャラバン MYROOMほど大きな車は必要ないという方にも適した1台といえるでしょう。
スタンダードモデルの「e:L4」、レジャーにも利用できるナチュラルテイストの「e: FUN」、助手席シートをなくして積載性を高めた「e:L2」の3グレード展開となっており、用途に合わせて選択できるのもポイントです。
工夫次第で手軽に非日常を体験できるキャンピングカーを持つことも可能
車のサブスク専門家・千葉こころ(編集長)
近年は二拠点生活やワーケーションなどのように、1つの場所に留まらない働き方や暮らし方を望む方も増えています。そのような中で、キャラバン MYROOMやN-VAN e:は、手軽に非日常を手に入れられるツールの一つになるでしょう。
自宅とは異なる拠点を用意したり、ホテルや航空券などを手配したりする必要がなく、思い立ったときすぐに行きたいところへ自由に行けるため、コストを抑えて人生をより楽しめるようになるほか、いつもとは違う環境で仕事をすることでアイデアが広がったり、効率化が図れたりすることもありそうです。
とはいえ、自家用車とは別にキャンピングカーを用意するとなれば、初期費用や維持費の負担も大きくなります。車の2台持ちは経済的に厳しいという場合は、1台をカーリース・車サブスクにすることで、まとまった出費を抑えることができるでしょう。
なお、商用車として登録した場合は、税金や保険料、車検のタイミングなどが自家用車と異なります。事前にシミュレーションをして、維持費も踏まえて無理なく持てるか確認しておきましょう。
※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています