走りたい道路ランキング 東日本編」発表！1位の「千里浜なぎさドライブウェイ」はどんな道？

「走りたい道路ランキング 東日本編」TOP10

出典：生活ガイド.com

「走りたい道路ランキング 東日本編」は、行政サービスなどを比較できるウェブサイト「生活ガイド.com」が会員を対象としたアンケートの結果で作る「みんなのランキング」において、同サイトが東日本エリアから厳選した「思わず走りたくなるような道路」への投票結果をランキングしたものです。

このたびの調査は7月28日～10月04日にわたって行われ、20～70代の男女184名が回答しています。その結果は以下のとおり。

出典：生活ガイド.com

TOP3にランクインした「千里浜なぎさドライブウェイ」「オロロンライン」「ミルクロード」について、どのような道路なのか特徴を見てみましょう。

「走りたい道路ランキング 東日本編」の概要

調査期間：7月28日（金）～10月04日（水）

調査対象：「生活ガイド．com」会員20代～70代の男女184人

調査方法：インターネット調査

1位：千里浜なぎさドライブウェイ

出典：生活ガイド.com

1位になったのは「千里浜（ちりはま）なぎさドライブウェイ」でした。石川県の能登半島の根元にあたる部分に位置する全長約8kmの砂浜道路で、波打ち際を車で走行できるのが特徴です。

一粒約0.2mｍの粒度が小さい砂が海水を含んで硬くなることで、車やバイクでも比較的簡単に走れるとのこと。近くの道の駅には無料でタイヤや車体下部を洗える井戸水のシャワーも用意されています。

千里浜なぎさドライブウェイのある、羽咋（はくい）市商工観光課は、1位を受けて「千里浜なぎさドライブウェイはとても珍しい『砂浜を車で走れる海岸』であり全長８キロメートルの砂浜ドライブウェイです。ぜひ、多くの方に潮風を浴び、波音を聞き、海（自然）を体験していただければと思います」とコメントしています。

2位：オロロンライン

出典：生活ガイド.com

2位の「オロロンライン」は、北海道の小樽市から稚内市までを結ぶ海岸線の道路で、なんと全長約380km。天塩町の区間は、風力発電の風車以外は人工物がほとんどない絶景となっています。

3位：ミルクロード

出典：生活ガイド.com

3位も北海道の道路がランクイン。北海道東部の中標津町にある「ミルクロード」が選ばれました。日本では珍しい勾配のある一直線の道路で、北海道らしい豊かな自然に囲まれてドライブを楽しめます。

「走りたい道路ランキング」とは

出典：生活ガイド.com

「走りたい道路ランキング 東日本編」を発表した「生活ガイド.com」は、株式会社ウェイブダッシュが運営する自治体の行政サービスや医療、教育、財政などを比較できるサイトです。

同サイトでは「みんなのランキング」として毎月ユニークなテーマで投票を行っており、このたびの「走りたい道路ランキング 東日本編」のほか、過去には「『フォトジェニック』な近代化産業遺産ランキング」「田んぼアートランキング」なども発表しています。

千里浜なぎさドライブウェイを走るときに押さえておきたいポイント

車のサブスク専門家・千葉こころ（編集長）

1位の千里浜なぎさドライブウェイのある羽咋市は、走行時のトラブルを防ぐ走り方として、ウェブサイトで「千里浜なぎさドライブウェイ通行心得」を周知しています。舗装された道路ではなく、自然の海岸沿いとなるため、タイヤがはまりやすい砂の特徴や天候などによる規制について事前に確認しておきましょう。

なお、千里浜なぎさドライブウェイに限らず、海水浴などで砂浜に乗り入れる機会もあるでしょう。砂浜ではスタックの危険性があるため、十分に注意するとともに、シャベルやスタック脱出用のサンドラダーなどを車に積んでおくと安心です。

また、海水や潮風は車の錆の原因になります。海沿いの走行後は足回りや下回りを中心に早めに洗車をしておきましょう。

※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています

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