『楽天でんわ』の問い合わせ方法　料金やトラブル時のよくある質問まとめ

楽天モバイルユーザーの問い合わせ先は、楽天モバイルとの契約状況によって以下の2パターンに分かれます。

楽天モバイルの旧プランは、楽天でんわと一緒に登録することができます。わざわざ楽天モバイルユーザーのみを申し込むことはほとんどないため、楽天モバイルが楽天モバイルユーザーの問い合わせ窓口を兼ねています。

それでは以下の見出しから、各契約状況ごとの問い合わせ先を確認していきましょう。

楽天モバイルと未契約の他社キャリアユーザーは、電話と問い合わせフォームのどちらか好きなほうを選べます。

このうち電話での問い合わせ先は以下のとおり。

音声アナウンスの指示に従って0→1→3の順番でダイヤルを入力するとオペレーターに繋がります。

問い合わせフォームへは以下のリンクからアクセスできます。

入力が必須なのは氏名と電話番号、メールアドレス、問い合わせ内容の4つ。これらを入力して[同意して送信]をタップすると、数日以内に楽天から返信があります。

現行の楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT VI」という従量制プランのみを提供しています。このプランを契約している人は、楽天でんわを利用することができません。

しかし楽天モバイルがまだMVNO（他社から通信回線を間借りしている事業者）だった頃の旧プランを利用している方は、楽天でんわを利用できます。

この旧プランとは以下の3つのことです。

これら旧プランを利用している場合、以下のフォームから楽天でんわに関する問い合わせができます。

また電話での問い合わせ先は以下のとおりです。

こちらは普通に電話をかけると通話料が発生してしまいます、しかし楽天が提供しているViberという通話アプリを使うと無料で通話可能です。

簡単な利用手続きをすればすぐに使えるので、通話料が気になる方はこちらを利用しましょう。

『楽天でんわ』のサポートセンターは電話がつながるまで非常に時間がかかります。そのため、ちょっとしたトラブルや素朴な疑問は、なるべく自己解決するのがおすすめです。

ここではそれを助けるために、『楽天でんわ』に関するよくある質問をまとめました。まずは利用端末に関するものから確認していきましょう。

『楽天でんわ』はドコモやau、ソフトバンクなど他社キャリアを契約している方でも利用できます。また格安SIMも大手スマホキャリアの電話回線を間借りしているにすぎないため、同様に利用可能です。

現在の楽天モバイルが提供している「Rakuten UN-LIMIT VI」で契約している方は、『楽天でんわ』を利用することができません。

実際に筆者も試してみたところ、『楽天でんわ』への登録やアプリの起動だけはできました。しかし電話をかけようとすると、「楽天モバイルユーザーは楽天でんわをご利用いただけません」とアナウンスされてしまいます。

とはいえ楽天モバイルユーザーは無料通話アプリである「Rakuten Link（楽天リンク）」を利用できます。そのため通話料を払ってまで『楽天でんわ』を利用する意味はほとんどないといえます。

『楽天でんわ』はガラケーでも利用できます。

ただしガラケーでは楽天でんわアプリを利用することができません。そのため電話をかける際は番号の先頭に「003768」というプレフィックス番号をつける必要があります。スマホに比べると、利用方法がやや手間だといえるでしょう。

ちなみにプレフィックス番号は相手に通知されません。「知らない番号から電話がかかってきたと思われるかも……」という心配は不要です。

次に楽天でんわの料金に関するよくある質問をまとめました。

『楽天でんわ』で発生する料金は通話料のみです。初期費用や月額料などは一切発生しないので、安心して利用できます。

ただし通話料半額が適用されない番号があったり、他社キャリアのかけ放題プランが適用されなかったりする点にはご注意を。

『楽天でんわ』は国際通話でも通話料が半額の30秒10円（不課税）になります。対象国は以下の32カ国です。

利用するにあたって事前に届け出などは必要ありません。電話帳に登録してある番号なら国内通話と同じ感覚で電話をかけることができます。

相手が『楽天でんわ』に登録していなかったとしても、通話料は半額の30秒11円（税込）です。もちろん相手が楽天でんわアプリをダウンロードしておく必要もありません。

固定電話やPHSに電話をかけた場合でも、通話料半額は問題なく適用されます。

他社キャリアユーザーの場合、『楽天でんわ』の利用料金は以下のマイページから確認できます。

また旧楽天モバイルユーザーは以下のメンバーズステーションから確認可能です。

メンバーズステーションにログインしたあと、[通話/SMS明細]という項目にある[楽天でんわ通話明細]をタップすると、利用料金が表示されます。

他社キャリアを利用している場合の確認方法については、以下の記事を参考にしましょう。

『楽天でんわ』の支払い方法はクレジットカードと、楽天銀行およびスルガ銀行のデビットカードのみです。残念ながら口座振替や他社キャリア決済には対応していません。

可能であるならば、『楽天でんわ』の支払いには楽天カードを使うのがおすすめ。というのも楽天カードを使うと、通常よりももらえる楽天ポイントの額が2倍にアップするからです。

年会費が永年無料、基本還元率1％と単純にクレジットカードとしてのスペックが高いのも魅力。

今ならもれなく5,000ptもらえる新規入会キャンペーンも実施しているので、このチャンスを見逃さないようにしてくださいね。

他社キャリアのユーザーに関しては、『楽天でんわ』のマイページからクレジットカード情報を変更できます。

また旧楽天モバイルユーザーは、メンバーズステーションから変更可能です。

他社キャリアのユーザーは『楽天でんわ』の料金を楽天ポイントで支払えません。

それに対し旧楽天モバイルユーザーは、楽天モバイルの料金に『楽天でんわ』の通話料を合算して請求されます。

楽天モバイル自体は楽天ポイントによる支払いが可能なので、間接的に楽天でんわの料金をポイント支払いできます。

請求元は現在あなたが契約しているキャリアからではなく「楽天モバイル株式会社」からになります。

もしくは請求書に「Rでんわ」や「楽天グループ電話サービス」などと記載されているので、詳しくはクレジットカードの明細をチェックしてみましょう。

次に楽天でんわの不具合やトラブルに関するよくある質問をまとめました。

楽天でんわが繋がらない原因として可能性が高いのは以下の3つです。

このうち「楽天でんわアプリではかけられない番号」とは主に以下のような電話番号のこと。

『楽天でんわ』のアプリからこれらの番号に電話しようとすると、自動でスマホの標準通話アプリへと切り替わってしまいます。

もし知り合いや友人に電話をかけている場合は、以下の記事を参考に対処法を実践してみましょう。

『楽天でんわ』のマイページにログインできない原因として、可能性が高いのは文字の打ち間違いです。以下の項目を参考に入力内容に間違いがないかチェックしましょう。

また初期パスワードは半角の大文字と小文字が乱列しています。

「何度も打ち間違えてストレスが溜まる……」という方は、『Keeper』や『パスワードマネージャー』などのID&パスワード管理アプリを活用しましょう。

『楽天でんわ』のIDやパスワードがわからなくなってしまった場合、以下のリンクからパスワードの再発行手続きをおこなう必要があります。

パスワードを再発行する過程で、あなたの楽天でんわIDが画面に表示されます。ですので「パスワードはわかるけどIDだけがわからない」という方も同様に手続きをしましょう。

具体的なやり方は以下の記事で解説しています。

主な対処法としては以下の3つが考えられます。

もし『楽天でんわ』以外のアプリも強制終了する場合、スマホ本体に何らかの原因があると考えられます。どうしても改善されない場合は端末の買い替えも検討しましょう。

楽天でんわマイページの通話明細に履歴が反映されるには最大24時間かかります。

1日空けてからもう1度確認しましょう。

最後に『楽天でんわ』の申し込みや解約に関するよくある質問をまとめました。

楽天でんわへの申し込みは、以下のリンクからおこなえます。

対応しているのはオンライン申し込みのみ。残念ながら電話や対面での申し込みには非対応です。

『楽天でんわ』は楽天会員でなくとも申し込めます。ただしこの場合、通話料に応じた楽天ポイントをもらうことができません。

登録の手間はほとんどかからないので、お得さを追求する方はこの機会にアカウントを作っておくのがおすすめ。

『楽天でんわ』の公式サイトによると、申し込みから利用できるまでの時間は数時間以内だと発表されています。

しかし実際に筆者がau回線の電話番号を使って申し込んでみたところ、手続きが完了してから数分以内には問題なく電話をかけることができました。もちろんその時の通話料もきちんと半額になっています。

利用開始までの時間はあまり気にしてなくてOK。どうしても心配な方は数時間以上空けてから利用するようにしましょう。

「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」に申し込めるのは、楽天モバイルの通話SIMを契約している方のみです。これは公式サイトにも記載されているとおり。

こう聞くと「でも今の楽天モバイルってRakuten UN-LIMIT VIしか契約できないのでは？」と思われるかもしれません。おっしゃるとおりで、つまりこのプランは楽天モバイルがMVNO（他社から通信回線を間借りしている事業者）だった頃の名残りというわけです。

ですので新規ユーザーは基本的に「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」を利用することができません。どうしても電話をかけ放題にしたい方は、現在契約中のキャリアが提供している通話プランを検討しましょう。

楽天でんわの解約はマイページ上でおこなえます。

『楽天でんわ』の問い合わせ先は、楽天モバイルと契約しているかどうかによって異なります。多くの人は電話だけでなく問い合わせフォームからの相談もできるでしょう。

ただし『楽天でんわ』は、問い合わせに対する返事があまり早くありません。「なるべく早くトラブルを解決したいのに……」という方は、この記事で解説した内容を参考に自己解決を図ってくださいね。