利用者9,500万人と日本国内でもっとも使われているコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」。個人でもグループでも手軽にチャットや通話ができる便利で人気のアプリで、今や生活のインフラと言っても過言ではありません。最近はビジネスシーンでの利用も増えてきています。
そんな「LINE」とはどういうものかをご存知ない方に向けて、公式コメントも交えながら「LINE」について細かく解説します。
「LINE」とは 9,500万人が使う定番アプリ 始め方やメリット・デメリット徹底解説
最終更新日:2023年07月31日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
「ALBUS」では毎月”ずっと無料”で、8枚まで写真のプリントを注文できます。家族や子どもとの思い出のアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。
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メリット機能
まずは便利な機能から紹介します。
トーク
最も基本となるのがこのトーク。チャット機能のことです。テキストメッセージや画像、動画などを送ることができます。
メールと違い、テンポよく会話が進むのが特徴。
また、相手がメッセージを読んだことが分かる「既読」機能も大きな特徴のひとつです。メッセージを送った側は、相手が確実に目を通してくれたことを確認できる一方、受け取った側は既読後は返信しなければならないという精神的なプレッシャーがかかるという側面もあります。
さらにこの既読機能は、災害時の安否確認の役割を果たすという面もあります。災害時に電話が繋がりにくい中でも、既読ひとつで生存確認ができるということです。
グループトーク
個人同士ではなく、複数人数でのグループトークもよく使われる機能のひとつです。
グループを作成して、テキストメッセージや写真、動画などを送りあえます。家族や友人、サークルや会社など、さまざまなコミュニティでグループを作ることができます。
ちなみに、グループトークの場合も既読はつきますが既読した人数のみが表示されるので
、具体的にグループ内の誰が読んだかまでは分かりません。
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スタンプは無料のものもありますが、拡張するには課金が必要です。LINEアプリ内で「コイン」を購入し、このコインを使ってスタンプを購入することができます。
なお、スタンプは誰でも作ることができ、作ったスタンプはLINE側の審査をパスすれば販売することができます。
通話機能
トークと並ぶ基本機能がこの「無料通話」。音声通話もビデオ通話も、個人同士もグループ通話も全て無料。しかも携帯のキャリアに関係なく、24時間どこにいても通話ができます。
もちろん、通話はLINEのアカウント同士でしかできません。
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また、通話画面を最小化することで、通話しながらスマホを操作したり画像を送信したりすることも可能です。
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ほかにも、画面の分割を変更したりゲームをしたりと、ビデオ通話コンテンツが多いのもLINEの特徴です。
画像・動画送信
画像や動画を送信したり、写真をまとめたアルバムを作ったりもできます。思い出の写真はアルバムに残しておくと時間が経っても削除されません。
写真や動画の送り方は以下の手順です。
画面の写真アイコンをタップし、ライブラリから送りたいファイルを選択すればOK。送られて来た写真を保存する際には、右下のアイコンをタップします。
ただしこのトーク中に送る方法では、保存を忘れて時間が経過すると「保存期間が終了したため写真を読み込めません。」と表示され、閲覧や保存ができなくなります。
いつまでも保存しておきたい写真は、アルバムを作成しておく必要があります。アルバムの作り方は以下の通りです。
①トーク中の画像を開いて、真ん中のアイコンをタップ
②「アルバム」をタップ
③「アルバムを作成」をタップ
④アルバムのタイトルを決める
ほかにもKeepという機能を使った保存方法もありますが、以上がアルバムの作成手順です。
アルバムとして整理しておけばあとで見返す時にも分かりやすく、そのグループのメンバー全員が閲覧できるほか、保存期限の制限もないのでいつでもスマホのカメラロールに保存することができます。
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・ID検索で自分のLINE IDがヒットして友だちに追加された
・相手が自分の電話番号を知っており、友だちに追加された
・自分の「連絡先」が友だちから共有(紹介)された
・自分のアカウントのQRコードやURLが流出した
IDや電話番号による友だち追加は、設定で未然に防ぐことができますが、誰かが意図的に共有した場合(下2つの場合)は設定では防ぐことはできないため、決してセキュリティが強固とは言えないアプリなのです。
知らない人から怪しいメッセージが届い場合、通報した後にブロックしましょう。下手に返信してこちらの情報を与えてはいけません。ブロックしておけばその後にトラブルになることはほとんどありません。
電話番号による自動友だち追加を許可しない設定
ホームタブで「設定ボタン」→「友だち」と進み、「友だちへの追加を許可」の設定をオフにします。これで、電話番号によって友だちに自動で追加されることを防げるようになります。
IDによる自動友だち追加を許可しない設定
LINEのアカウントは「ID」というコードが紐づけられています。IDは任意で設定することができます。
ID検索に自分のアカウントが出ないようにするためには、ホームタブで「設定ボタン」
→「プライバシー管理」と進み、「IDで友だち追加を許可」をオフにします。
これにより、ID検索の結果に自分が表示されなくなります。
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新規登録方法
以下が新規登録方法の手順です。まだLINEのアカウントをつくっていない電話番号のスマホを登録に使いましょう。
1、LINEアプリをインストール
2、電話番号を入力
3、SMSもしくは通話で届いた認証番号を入力
4、「新規作成」を選択する
5、パスワード登録
6、プロフィールアイコンと名前を決める
7、友だち追加設定・年齢確認
あとは利用規約を確認すれば完了です。
細かい手順や注意点は以下のリンクの記事をお読みください。
機種変更時のデータ引き継ぎ機能
友だちリストやプロフィール情報、アルバムやノートに保存したデータ、トーク履歴などはスマホの機種を変えてもそのまま引き継ぐことができます。
トークデータを移行するには、「トークのバックアップ」が必要です。
トークのバックアップの上の画像のようにLINEアプリから簡単に行えますし、自動でバックアップをとる設定も可能です。
バックアップ頻度は5段階で調整できるので、いつiPhoneを紛失しても大丈夫なように設定しておくのがベターです。
データ引き継ぎの手順は以下の記事で解説しております。
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LINE NEWS
手軽にエンタメからスポーツ、政治経済まで最新情報をいち早くチェックすることができるニュースサービスです。
コンパクトで読みやすく、隙間時間にも情報を得られる仕様となっています。
LINE Pay
スマホ決済アプリの「LINE Pay」。
専用アプリは不要で「LINE」内の右下にある「ウォレット」ボタンから利用できます。
銀行口座やコンビニからアプリにチャージすることができますが、クレジットカードからのチャージはできません。
LINEの友だち同士で送金が可能なのもユニークなところです。
また、「割り勘」機能も便利です。友達との飲み会やランチでも、LINE Payで決済ができちゃいます。
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LINE マンガ
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LINE MUSIC
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情報モラル教育
青少年の健全なインターネット利用を啓発するため、全国各地に講師を派遣し、児童・生徒、保護者、教職員等を対象とした講演活動等を無償で実施。
大学の情報教育の専門家と共同で、情報モラル教育教材の開発・研究も2014年から継続的に行われています。全国の教員が自由に利用できるよう、これらの教材もネット上ですべて無償でダウンロード可能です。
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行政との連携
行政機関との連携も積極的に行われており、行政サービスと地域住民の距離を縮める支援に力を入れています。
最近では厚生労働省に協力し「新型コロナ対策のための全国調査」を実施。同省への情報提供を目的として「LINE」で国内ユーザーを対象とした調査を行い、調査結果は感染状況の把握や感染拡大防止のための有効な対策を検討するために活用されています。
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